Manufacturing Expo 2020 出展者インタビュー 東洋紡

Manufacturing Expo 2020

出展者インタビュー 東洋紡

出展ブース Hall : 104 / No : 4D09
TOYOBO(THAILAND)CO., LTD.
Managing Director
山添 誠司 氏


左から山添MD、安藤祐輔GM(エンジニアリングプラスチック部門)、荒井俊輔マネージャー(同)

近代日本経済の父とも呼ばれる渋沢栄一が創立に携わった東洋紡。かつては日本の紡績産業をけん引し、現在は繊維を中心に医薬、フィルムなど様々な高機能製品を提供している。タイには1953年に前身となる新興産業が事務所を開設し、60年以上の歴史を誇る。そして今、エンジニアリングプラスチックを軸として、自動車産業を中心に事業拡大を図ろうとしている。

Manufacturing Expoには主に何を出展する予定ですか?

東洋紡が昨年、日本で発表したコンセプトカーの模型を展示します。エンジニアリングプラスチックを採用した天井やタイヤ、走りながら大気をきれいにするフィルターなど、東洋紡の様々な技術を内装・外装に活用したコンセプトカーとなっています。未来の車という観点から、私どもの持つ素材を提案いたします。

東洋紡のコンセプトカー
東洋紡のコンセプトカー

Manufacturing Expoにタイから初めて出展する理由を教えてください

近年、自動車メーカーの設計業務が日本からタイに移管され、これまでのように日本ではなく、タイで素材を検討していただく機会が増えてきました。自動車はさらなる軽量化、燃費向上が求められており、エンジニアリングプラスチックを活用した樹脂化は今後もますます進んでいきます。タイの展示会に出展することで、多くのメーカーにPRできればと考えました。

自動車産業は転換期にあると言われています

内燃機関を持たない電気自動車では、従来は耐熱性の問題などから金属や熱硬化性樹脂を使用していた部分も、私どもの得意とする熱可塑性樹脂の適応部材が増えていきます。それをいかに見つけて、ソリューションとしてお客様に提案できるかがカギになってきます。

日本の本社では4月にモビリティーソリューション本部を新たに立ち上げました。その中核を担うのがエンジニアリングプラスチックであり、タイは東南アジアにおける重要拠点として、日本人技術者も配置するなど日本と同等のサポートができる体制を整えています。

来場者へメッセージをお願いします

最近は日本企業だけではなく、タイ企業も技術力を高めています。一方で、弊社には優秀なタイ人の方々が入社してくれるようになりました。タイで設計業務を広げる日本企業はもちろん、タイ企業の方々にもぜひお声がけいただき、良い関係を構築して自動車産業がタイをはじめ東南アジア全域で成長する一助に私どもがなれればと思います。

会社案内

TOYOBO
TOYOBO(THAILAND)CO., LTD.

Tel : 02-766-3942~48
Fax : 02-108-2677

No. 944, Mitrtown Office Tower, 11th Floor, Room 1103-1106, Rama 4 Road, Wangmai, Pathumwan, Bankok 10330


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