新都市鉄道レッドライン開通 日本政府が建設を支援

8月2日、かねてから建設が進んでいた新都市鉄道レッドラインの開通式典が開催された。式典にはプラユット首相やサクサヤーム運輸大臣、ニルットタイ国鉄総裁に加え、日本側から梨田和也在タイ日本国大使やJICAタイ事務所の森田隆博所長らが参加した。

レッドラインはバンスー中央からドンムアン空港などを経由してランシットに至る約26kmのダークレッドラインと、バンスー中央と西部のタリンチャンを結ぶ約15㎞のライトレッドラインで構成される。11月に正式開業を予定しており、それまでは無料で乗車可能。

日本政府はバンスー~ランシット区間や新バンスー中央駅の建設の他、全線で用いられる車両及び電気設備等を含む新都市鉄道システムの建設を計2,680.81億円の円借款により支援。また全線で用いられる車両及び電気設備等は日本の企業コンソーシアム(三菱重工/日立製作所/住友商事)により製造、納入された。

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