2020.09月号

ArayZコラム

日本のレシピで生産された人気チーズケーキ、現地企業幹部がインタビューで内幕を紹介

最近、バンコク在住の日本人の一部で、あるチーズケーキが話題になっていたのをご存知でしょうか。

ケーキ製造の五洋食品が、タイ企業Srifa Frozen Foodsと業務提携し、7月からセブンイレブンで販売されているチーズケーキです。五洋食品がレシピを開示し、カンチャナブリにあるSrifa Frozen Foodsの工場で生産。39バーツという価格に似合わぬ味や品薄状態などがインターネット上で話題となりました。

9月17日付のPrachachatには、Srifa Frozen FoodsのピラワットGMのインタビューが掲載され、その人気ぶりについて語っています。

インタビューによると、当初は4月の販売を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で延期したそうです。販売開始時は1日あたり5,000~6,000個の生産を想定していました。それがすぐに生産が追い付かなくなり1日24,000個まで増産。3カ月分と見積もっていたオーストラリア、ニュージーランド産のクリームチーズ17トンは2週間でなくなりました。

五洋食品との出会いは約8年前。タイの工業省の計らいで日本の展示会を視察し、同社の工場も訪問する機会がありました。ピラワットGMは試食したチーズケーキが気に入り、早速日本から輸入してタイのデパート、スーパーなどで販売。しかし、当時の円高で立ち行かなくなり、その時は2年ほどで販売を打ち切りました。

昨年、五洋食品とタイで話し合う機会があり、ピラワットGMが冗談半分に「タイで私たちに生産させ、販売してみたらどうか。投資も小さく済む」と持ち掛けたところ、本当に話が動き出しました。

現在も販売は好調で、ピラワットGMは工場に新たな設備投資を行い、1日の生産能力を44,000~46,000個まで増強。それでも、まだ製品が行き届かない店舗があるそうです。

日本人がかなり少ない地域に住む私も、近所のセブンイレブンに寄るたびケーキコーナーを覗いていますが、今もなかなか実物にお目にかかれません。確かに根強い人気があるようです。

 

・PDF
https://arayz.com/wp-content/uploads/2020/09/2020071001reports.pdf

・記事の原文はこちらで
https://www.prachachat.net/local-economy/news-521790

・タイ人の変わる食生活(2019年10月号特集)
https://arayz.com/columns/features_201910/

 


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