ArayZコラム

年内にもフアランポーン駅閉鎖!? 運輸大臣がバンスー中央駅移管の方針示す

souce:https://www.khaosod.co.th/special-stories/news_5829174

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タイ在住の方には、タイ国鉄のターミナル駅であるフアランポーン駅を利用したことがある人も多いのではないでしょうか。

私も地方に旅行する際にフアランポーン駅から何度か鉄道に乗車したことがあります。1916年開業から100年以上が経ち、長い歴史を感じさせる建物とステンドグラスから漏れてくる来る光は、旅情を大いに掻き立てるものでした。そのフアランポーン駅が早ければ今年11月にも営業を停止するかもしれません。

1月27日付のカオソット(https://www.khaosod.co.th/special-stories/news_5829174)などによると、タイ国鉄を傘下に持つ運輸省のサクサヤーム大臣が、11月までに長距離路線を含めて建設中のバンスー中央駅に移管させる方針を示しました。当初はバンスー中央駅開業後もしばらく併用すると見られていましたが、11月のバンスー中央駅及びレッドライン開業後すぐにフアランポーン駅を閉鎖する見込みです。

タイ国鉄は今後、移管が可能かどうかを検討して30日以内に返答する予定です。仮にフアランポーン駅を使用する路線があったとしても深夜(2200~4:00)の運行に限らる可能性も同記事は指摘しています。また、フアランポーン駅が閉鎖された場合、1日当たり2万人以上の利用者に影響を与えるとしています。

バンスー中央駅は開業すれば東南アジア最大のターミナル駅となり、スマートシティ構想を含めた大規模な周辺再開発計画も存在します。一方でフアランポーン駅は博物館として存続する見込みです。

コロナ禍で旅行もままならない時期ですが、収束後に役目を終えようとしているフアランポーン駅をまた訪れてみるのもいかがでしょうか。

 

記事の原文はこちらで

https://www.khaosod.co.th/special-stories/news_5829174

https://news.ch7.com/detail/462232

 

バンコク沿線 注目開発 エリア(2020年6月号特集)

https://arayz.com/old/columns/features_202006/

 

スマートシティにおけるモビリティ活用の可能性

202011月号特集「変革期の自動車産業 ~タイにおけるCASE~」内)

https://arayz.com/old/columns/features_202011/3/


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