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タイ・ASEANの今がわかるビジネス経済情報誌アレイズ

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入力作業の大幅削減・業務効率化を実現する「DX Suite」

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    手書き文字をデジタルに。「DX Suite」

    書類を1枚ずつパソコンで入力するという単純作業に時間を奪われる者は未だ数知れず。そんな時間を“ほぼゼロ”にしてくれるのが、AI-OCR(光学文字認識)を搭載したクラウド型システム「DX Suite(ディーエックス・スイート)」だ。旧来の現場に変革をもたらすその機能とは?

    AI inside Inc. Global Sales Unit川村 英之 AI inside Inc.
    Global Sales Unit
    川村 英之タイにおける事業を統括

    経済産業省とJETROによる「日ASEANにおけるアジアDX促進事業(第3回)」に採択 「このたび上記の『タイにおける業務自動化に資するAI-OCRの開発・導入実証事業』に採択されました。よりタイに注力して取り組んでいきます」

    タイの製造現場で進むDX化
    遅れをとるオフィスの事務作業

    -日本での事業概要を教えてください

    弊社は「世界中の人・物にAIを届け豊かな未来社会に貢献する」というミッションを掲げ、AI(人工知能)を活用したさまざまなサービスを開発・提供しています。そのなかでも軸となるのがAI-OCRを用いた製品であり、データ入力作業を大幅に削減するクラウド型システム「DX Suite」です。

    OCRという言葉に聞き馴染みのない方もいると思いますが、簡単に言うと画像をテキストデータに変換する技術です。このOCR自体は50年ほど前から存在していますが、当初はその精度が低く、使用を避けてきた方も多いと聞きます。しかし現在はAIを組み合わせたことで精度が飛躍的に向上し、さまざまな文字のデジタルデータ化を可能にしています。

    弊社はこのAI-OCRを独自開発し、日本の同市場ではシェア64%(業界1位)を獲得しています。その精度は現在、日本語で99%以上を誇ると同時にタイ語でも95%を超え、今後利用するお客様の増加に伴い、限りなく100%に近づくと期待しています。

    -貴社から見たタイのDX化の進度は?

    工場の製造ラインといった現場においては、FA機械や生産性向上を目的としたプラットフォームを導入するなどDX化が進んでいると感じます。これはタイを重要な製造拠点として工場を構え、現場に目を向けて取り組んでいる企業が多いからこそだと思いますが、その一方で、総務や人事・経理・財務などバックオフィスにおけるDX化はまだこれからという印象を受けています。

    例えば帳票の処理という面で見ると、特に製造業や小売業は、毎月大量の発注書や請求書などの受発注書類が届き、その項目数もサプライヤーによっては膨大なものになります。それを1つ1つ入力していくというのは相当な労力がかかる作業であり、タイでも人件費が徐々に高騰している昨今、その課題に応えられる「DX Suite」は大きなニーズがあると考えています。

    最大99%の業務削減も実現可能
    言語を超えて拡大する顧客

    -「DX Suite」の特徴を教えてください

    前述した書類の入力などのノンコア業務を「DX Suite」を使って代替してしまおうというのが大きな狙いです。

    なかでも、①精度の高さ ②使い勝手のいいシンプルなUI(ユーザーインターフェース)③手書き文字への対応は利用する皆様に大きなメリットをもたらすと考えています。精度の高さについては先に少し触れましたが、手書きのタイ文字に対応しているOCR製品は他社ではほぼなく、BtoC領域、特に金融機関や官公庁のようなセクターで幅広く貢献できると考えています。

    UIに関してはツークリックで簡単に設定ができるため、現場に導入したその日からすぐに使用でき、操作もシンプルなため「スタッフがすぐに手順を覚えられた」といった声をよく頂きます。

    加えて、大量の帳票を同一フォーマットごとに仕分ける「Elastic Sorter」も搭載しているため、より一層の業務削減が可能です。日本語・英語・タイ語 を含めた5言語の読み取りに対応していますので、タイ以外でもぜひご活用いただければと思います。

    -外部ツールとの連携も可能なのでしょうか?

    RPAをはじめとした、業務自動化ツールとの連携はすでに実施しています。今後は、業務を一元管理できるERPや会計システムといった後続システムとの連携を進めることで、帳票の受領からデータを入力するまでの業務の流れをよりシームレスにし、かつ高度な業務効率化を実現していきたいと考えています。

    すでにタイの大手日系製造業様での導入実績もあり、RPAと組み合わせて毎月6,000枚あった請求書の入力をすべて自動読み取りで実現するなど、現場での大幅な業務削減・生産性向上に繋げていただいています。

    -導入までのプロセスはいかがでしょう

    導入前のトライアルプログラムとして、その使い方はもとより、実際に導入していただいた場合にどのくらいの業務削減ができるのかなどを確認できる実証期間を1ヵ月設けています。まずは現場で使っていただき、どのような場面で「DX Suite」が活用できるのか、その効果は十分かなどをしっかりと納得した上でご契約いただければと思います。

    また、料金はOCRを活用したい帳票のボリュームに応じて調整できるため、企業規模を問わずご利用いただけますし、導入後にはカスタマー・サクセスチームを中心とした手厚いサポート体制を構えています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

    -今後の展望について

    タイは2030年頃には超高齢社会になると言われ、労働力不足に陥ることは明らかです。弊社ではまず、画像認識AIを使ったAI-OCRの提供に注力していきますが、日本ではすでに物体検知や人流分析などを扱う「Learning Center Vision」や、生産管理や需要予測に適応できる「Learning Center Forecast」といったマルチプルなAIプロダクトの提供を開始しています。段階を踏みながら、タイの業務自動化・DX推進に貢献していきたいと思います。


    AI inside Inc.
    TEL:+81 (0) 70-7596-3297
    E-mail:kawamura.hideyuki@inside.ai
    URL:https://dx-suite.com/global/lp/
    住所:〒150-0002
    東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4F

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