2020.02月号

Book Review

数値化できない事象を最適化『センスは知識からはじまる』

Living At Ease Co., Ltd. 最高経営責任者(CEO)
上野 圭司  KEIJI UENO
兵庫県出身。早稲田大学卒業。東京で独立をするつもりが、弱者の戦略によりタイで起業することを決める。在タイ歴は12年。 現在、タイ古式マッサージ・スパ「アットイーズ」をバンコクで4店舗とベトナム・ハノイに展開。併せて、創業をした洋食レストランとカラオケボックスの「マイポーチ」のアドバイザーを兼任。

http://atease-massage.com/
Email:ueno@atease-message.com


水野 学 著
朝日新聞出版 560B

 「あなたは服選びのセンスがある」「あなたにはスポーツのセンスがない」――と日常会話の中で何気なく口にしてしまう。同書によると、数値化できない事象を最適化する「センス」は、生まれつきの才能というイメージが先行してしまうが、様々な領域の知識を蓄積することで向上する。人々の嗜好が多様化する時代に最も求められるスキルであるセンスを磨くことで、仕事力を高め、事業を成功に導くと説く。

 「いつも気づきを与えてくれる友人がこの本面白かったよと、プレゼントしてくれました。読んで腑に落ち、センスを養う一助になっています」と上野氏は振り返る。

 マッサージ店や飲食店の経営者として、事業の方向性をはじめ様々な決断をするのが最大の使命。センスの良し悪しが、企業の存続に関わる。

 上野氏は、「物事を決めるセンスを身に付けることが大事。知識や経験を積み重ねることで、最適な決断を下すことができる」。そのため、一流のサービスに触れたり、体験したことのないことに挑戦したりして引き出しを増やし、それを掛け合わせることによって経営感覚を養っているという。

 そして、経営においても人生においても何よりバランスを大事に考えている。「自社の事業においては、技術、サービス、雰囲気をいかにバランスよく提供するか。そして、お客様に幸せをご提供することはもちろん、従業員にいかに幸せを与えることができるか。さらに社会に対する還元も含めてバランスのとれた経営を心掛けていきたい。そのために日ごろよりその判断をするためのセンスを磨き続けていたいと思います」。


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