ASEAN 2020.06月号

現地からレポート! CLMV最新トピック 【第28回】カンボジア、ラオス編

現地からレポート!CLMV最新トピック

タイ以外のメコン流域諸国(CLMVと呼ばれるカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)で流行しているモノやコト(内需の観点から)に加えて、注目の商品・サービスや投資案件、新制度の施行状況など、政治・経済・社会の話題を現地在住の専門家が発信するコラム。第28回目となる今回は、カンボジアとラオスからレポートをお届けします。

Emergency Phone Pole

ヴィエンチャン市内のメイン道路沿いに、半年ほど前から「EMERGENCY」と書かれた青色の柱が立ち並ぶようになりました。雨後の筍のように次々と建てられるので、 「一体何だろう」と思っていましたが、最近新聞記事を読んでようやくその正体が分かりました。

市内97ヵ所に設置されたというこの柱、その名も「Emergency Phone Pole」。上部にカメラが付いており、交通事故や犯罪の現場から即座に警察へ通報できる仕組みになっているそうです。柱の設置と合わせ、市内の防犯カメラ850台も新調されました。

コロナ禍で社会への負の影響が表面化する中、まもなくこの新通報システムの運用が始まります。一方で、高度なシステムに依存するだけではなく、犯罪や事故が発生する社会的背景や原因にアプローチすることも重要なのではと感じます。

街中に取り付けられた防犯カメラの中で、ラオスの明るい未来を映し出してくれるものは果たしていくつあるでしょうか。

防犯カメラと一体の「Emergency Phone Pole」
防犯カメラと一体の「Emergency Phone Pole」
寄稿者プロフィール
  • 内野里美 プロフィール写真
  • One Asia Lawyers ラオス事務所内野里美

    1979年生まれ、東京外国語大学ラオス語学科卒業。
    2005年よりラオスにて日本のNGO、日本大使館勤務を経て16年3月よりOne Asia Lawyersラオス事務所に常駐、現在に至る。

一度食せば病気しらずに!?

世界中で猛威を振う新型コロナウィルス。戦いはまだ始まったばかりであり、ペスト、コレラ、エイズ、結核、マラリアなどに代表される、未だに鎮圧できないウィルスが我々の身近にある事を忘れてはなりません。

ウィルスとの攻防戦には、自己免疫力を高める事が有効との報告が多く見られます。カンボジアで免疫力向上に効果がありそうな食材と言えば、何と言ってもキング・オブ・フルーツとの呼び名を持つドリアンでしょう。カンボジアでは、精力剤代わりに食されたりもしていて、子供が食べ過ぎると発熱する程の食材であり、その栄養価の高さには驚かされます。

これから旬を迎えるカンボジア産ドリアンですが、価格は1キロ当たり800円とかなり高価です。味や臭いが苦手な方も多いようですが、果物の王様を食して免疫力を高め、ウィルスにも打ち勝つ強靭な身体を手に入れたいものです。

ちなみに筆者も最初は大の苦手でしたが、何度か挑戦している内に味覚と臭覚が目覚ましい進化を遂げ、今では何と大好物になりました。

店頭に並ぶ果物の王様ドリアン
店頭に並ぶ果物の王様ドリアン
寄稿者プロフィール
  • 柳内 学 プロフィール写真
  • MATES GLOBAL COMMUNICATIONS CO., LTD.
    代表取締役柳内 学

    1975年生まれ、城西大学経済学部卒業。2007年、カンボジアにNGOの職員として赴任し、日本語学校の設立運営に従事。09年、教え子と共に同社を設立。
    現在はカンボジア人向け情報誌の発行事業を主に他事業を分社化、経営を多角化している。カンボジア在住10年。

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