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新型コロナウィルス感染症 事態推移まとめ

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COVID-19 新型コロナウィルス感染症 事態推移まとめ

新型コロナウィルス感染症 COVID-19 事態推移まとめ

新型コロナウィルスによる感染症(COVID-19)が世界各地で猛威を振るっている。尊い人命が奪われるばかりでなく、世界経済にも深刻な影響を及ぼしている。タイを中心に事態の変化をまとめた。

記事出所:各種報道より
感染者数出所:WHO及びタイ保健省
(最終更新日:2020年4月29日)

世界の動き

12月以降
原因不明の肺炎患者発生

中国湖北省武漢市で原因不明の肺炎患者の発生が報告される。

12月31日
WHOに報告

中国が世界保健機関(WHO)に原因不明の肺炎感染者の集団が確認されたと初めて報告。

12月 世界の累計感染者数 41人(中国)

1月1日
武漢市の海鮮市場を閉鎖

発生地と見られた武漢華南海鮮卸売市場が閉鎖される。

1月16日
日本国内で初の新型コロナウィルス感染者確認

武漢に滞在歴のある神奈川県在住の中国籍男性の感染が確認された。

1月29日
武漢封鎖

中国政府が武漢を都市封鎖。他都市への航空路線の運航や高速道路の通行、鉄道の運行を停止した。市内の公共交通機関も運行を取り止め。

1月31日
WHOが緊急事態宣言

WHOの緊急委員会が武漢における新型コロナウィルス関連の肺炎発生状況が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に該当すると発表。

1月 世界の累計感染者数 9,826人

2月2日
中国外で初の死者

フィリピンの保健省は、武漢から来た44歳の中国人男性が新型コロナウィルスによる肺炎で同1日に死亡したと発表。中国国外で初めての死者だった。

2月3日
ダイヤモンドプリンセス号が日本到着

香港で下船した男性の感染が判明したクルーズ船、ダイヤモンドプリンセス号が横浜に到着。船上で検疫を実施し、最終的に712人の感染が判明した。

2月11日
COVID-19命名

WHOが新型コロナウィルスによる疾患をCOVID-19と命名。

2月28日
北海道緊急事態宣言

北海道が独自の緊急事態宣言を出し、週末の外出自粛などを道民に要請。期間は3月19日まで。

2月 世界の累計感染者数 85,403人

3月10日
イタリアで外出禁止令

感染拡大が続くイタリアで、政府が原則として市民の外出を全土で禁止。その後、スペイン(14日)、フランス(17日)、イギリス(23日)など欧州各国に同様の措置が広がる。

3月11日
パンデミック宣言

WHOが「パンデミック(世界的な大流行)」に相当すると発表 。

3月19日
アメリカで外出禁止令

カルフォルニア州が全米で初めて州全体への外出禁止令を発令。その後、多くの州に広まっていった。後に感染拡大が深刻となるニューヨーク州は22日から。

3月24日
初のオリンピック延期決定

7月24日に開幕する予定だった東京オリンピックの延期が決定。オリンピックの延期は史上初。新たな日程は来年7月23日開幕、パラリンピックは8月24日から。

3月29日
志村けんさん死去

新型コロナウィルス感染が判明したザ・ドリフターズの志村けんさんの死去が発表される。

3月 世界の累計感染者数 750,890人

4月2日
全世界の感染者が100万人突破

ロイターの集計によると、世界の新型コロナウィルスの感染者が累計100万人を突破した。

4月8日
武漢封鎖解除

約2ヵ月ぶりに中国政府が武漢の都市封鎖を解除。

4月15日
全世界の感染者が200万人突破

ロイターの集計によると、世界の新型コロナウィルスの感染者が累計200万人を突破した。100万人突破から約2週間だった。

4月 世界の累計感染者数 2,995,758人

タイ国内の動き

1月12日
タイ国内で初の感染者

中国・武漢から旅行でタイに来た61歳の中国人女性。1月8日、スワンナプーム空港で赤外線カメラにより体温の異常を感知。病院に搬送され、4日後に実施された検査で陽性反応。中国国外で確認された初めての感染者だった。

1月22日
タイ人初の感染者

武漢への旅行から帰国した73歳タイ人女性の感染を発表。タイ人で初めての感染者となった。

1月31日
初の国内感染者

タクシー運転手を務める50歳タイ人男性の感染が判明。累計16人目。男性に中国への渡航歴がなく、初めての国内感染となった。それまでタイで感染が確認されたのは中国人旅行者や中国からの帰国者だけだった。

1月 タイの累計感染者数 19人

2月4日
湖北省在留タイ人帰国

湖北省に残されていた在留タイ人138人がチャーター機でタイのウタパオ空港に到着。軍連施設で14日間の経過観察措置に。

2月17日
日本からの入国者に検疫強化

従来の中国、香港、マカオ、台湾に加えて、日本、シンガポールからの渡航者及び過去14日以内に同地域に滞在した渡航者を、空港でスクリーニングの対象とすることを保健省が発表。

2月29日
新型肺炎を危険感染症に指定

タイ保健省は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)を危険感染症に指定。これにより、感染の疑いがある人の検査や隔離、市場や工場、教育機関などの閉鎖が可能に。同指定を受けた病気は過去にペスト、天然痘、クリミア・コンゴ出血熱、ウエストナイル熱、エボラ出血熱など13疾患。

2月 タイの累計感染者数 42人

3月1日
新型コロナウィルスによる初のタイ人死者

新型コロナウィルスに感染した35歳、販売員のタイ人男性が死亡。持病なし。1月27日にデング熱と診断され、2月5日に新型コロナウィルス感染を確認。16日以降、検査は陰性となったものの合併症による多臓器不全で死亡した。

3月13日
ムエタイ会場で集団感染発覚

タイ人俳優のマシューが新型コロナウィルス感染を告白。その後、彼が司会を務めた6日のムエタイの試合会場で次々と感染者が見つかる。

3月17日
ソンクラーンの延期決定

感染拡大防止のため、4月13日~15日までのソンクラーン休日の延期を政府が発表。18日からのバンコク首都圏のバーやパブ、映画館などのエンターテインメント施設、競技場などの一時閉鎖も決定。

3月21日
商業施設を閉鎖

バンコク都が22日から4月12日までデパートやショッピングモール、市場などを閉鎖する措置を発表。スーパーやドラッグストア、生鮮食品を扱う店舗は除外。飲食店は持ち帰りのみに。ノンタブリー県、サムットプラカーン県など近郊の県も同様の措置を導入。後に30日まで延長。

3月22日
タイで最多新規感染者記録

保健省が新たに188人の新型コロナウィルス感染が確認されたと発表。3桁の新たな感染者も初めてだった。1日あたりの感染者としては4月29日時点でも最多の人数。

3月26日
非常事態宣言を発表

プラユット首相が非常事態宣言を発表。効力は4月末まで。全国のムエタイ場や競技場、運動場など感染の危険のある施設を閉鎖。外交官や労働許可書を所持する者以外の外国人の入国を禁止に。

3月 タイの累計感染者数 1,651人

4月2日
夜間外出禁止令を発令

3日以降、22:00~4:00まで一般市民の外出禁止を発表。医療関係者、物流関係者らは除外。

4月3日
国際線旅客機の乗り入れ禁止

タイ政府が4日から6日まで、全ての空港で国際線旅客機の乗り入れを禁止。貨物便などは除外。後に5月31日まで延長。

4月9日
酒類販売禁止

バンコク都で酒などアルコール類の販売を10日から20日まで禁止する旨を発表。同様の措置はタイ全土に拡大。後に30日まで延長された。

4月28日
非常事態宣言を延長へ

プラユット首相は4月30日で期限切れとなる非常事態宣言の5月31日までの1ヵ月延長を発表。

4月 タイの累計感染者数 2,947人

タイ感染者増加推移

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