2014.10月号

タイ工業省・さらなる日系企業の誘致に向けて 透明化・スピード・環境配慮への取り組み

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タイ工業省のPasu Loharnchun工業局長は9月3日、タイ国内の経済情勢が安定し、日系企業の進出意欲が再び高まってきていることを受け、業務内容の理解を深めてもらう機会として記者会見を開催した。

工業局では工場設立や機械設置に関する許認可を取り扱っている。工場設立の許可について、Pasu局長は「書類をすべて揃えて提出いただいてから、以前は90日間かかっていた許可をスピーディーに対応できるよう、約2ヵ月前に30日以内へと期間を短縮しました。この間に約700件の申請がありましたが99%処理できています。残りの1%は他省庁に関わる法律との兼ね合いがあり、処理に時間がかかっています」と述べた。申請受付後は今、書類がどの処理段階にあるのか、ウェブサイト(www.diw.go.th)からも確認できるという。工業省はスピーディーかつ透明化に取り組んでおり、窓口での申請受付についても効率化を進めている。
環境アセスメント(EIA)の取り組みにも注力しており、廃棄物の処理方法やリサイクルについて指導を行っている。Pasu局長は「北九州市のエコタウン事業をモデルにしています。実際に北九州市から専門家を招聘し、アドバイスをしてもらったり、私も北九州市に行って意見交換を行っています」と話し、将来的には先進国と同様の環境基準を設ける考えだ。「タイに進出している日系企業には法律に則り、環境に配慮した廃棄処理を実践
してもらっています。感謝するとともに、その高い技術をタイの製造業界にぜひ広めていっていただきたい」と日系企業への感謝と期待を表明した。

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500㎥/日以上の廃水を行う企業270社について、BODおよびCODの数値をリアルタイムで監視できるモニタールーム

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