2014.12月号

TNI、第2回企業勉強会「J-Seminar」を開催

event report

「タイ人へのものづくり教育とタイ大学生・卒業生に聞く日系企業への期待」

泰日工業大学(TNI)は11月28日、第2回となる企業勉強会「J-Seminar」を開催した。クリサダー・ヴィサワティーラノン学長とランサン・ラートナイサット経営学部長が、それぞれ「タイ人へのものづくり教育の実践」、「タイ大学生・卒業生400人に聞く 日系企業に期待すること」と題した講演を行った。
クリサダー学長はTNIについて、①タイの産業ニーズに合致した人材育成②日本の“ものづくり”教育③理論と実践の両立④日英の語学教育⑤インターンシップ⑥日本の大学との提携と交換留学⑦日本政府や公的機関、企業、大学から支援を受けている大学―と7点の特徴を挙げた。この7点を踏まえ、日本の産業における高い技術と品質、デザインをタイの
産業界に浸透させることを目的に、日本企業文化、機械の取り扱いなどといったスキルと技術が伴う人づくり、問題・課題への対策と行動が自分でできる人材の育成に取り組んでいる。また、語学学習にも注力しており、全学部3年次の学生(2013年度)で日本語能力N4(基本的な日本語を理解することができるレベル)が77.4%、TOEIC600点相当が79.2%を占めるという結果を出している。
タイの大学では就職のサポートをしないのが一般的ではあるが、同大学では就職支援を行っており、毎年、就職希望者のほぼ100%が就職できているという。
ランサン経営学部長は、日系企業に期待することについてタイ人大学生・卒業生400人を対象に行ったアンケートの結果を発表した。まず日本企業に就職する上で期待することに対しては「会社の方針が明確であること」が1位で、「報酬、福利厚生」「仕事内容」と続いた。タイ大学生・卒業生は日本企業について「仕事量が多くきつい」「昇格はスローといった反面、安定している」というイメージを持っていたという。また、給与、手当て面はそれ相当のものであるという認識があり、その上で就職するにあたり“ボーナス”が
支給される会社、“教育・研修”が充実した会社が重要視されることがわかった。

tni
クリサダー・ヴィサワティーラノン学長

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ランサン・ラートナイサット経営学部長

tni
泰日工業大学(TNI)
1771/1, Pattanakarn Rd,
Suan Luang,
Bangkok 10250
02-763-2600
http://www.tni.ac.th/web/TNI2012-jp

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