2021.02月号

ビジネスにも活かせる風水学

vol.1 風水という名前の由来

風水という名前の由来

風水は中国が発祥です。風水の本来の意味は「気の流れを物の位置と時間によってコントロールする」です。

古代中国では風水という呼び名が使われる前、風水は「堪輿(かんよ)」と呼ばれていました。道教における天と地を観察するという教えから、この名前が付けられました。  東晋の時代(317年~420年)、道教の神秘主義者で歴史家でもあり詩人でもあった郭璞(かくはく)は歴史上初の風水本「葬書」を著しました。この葬書は字の如く、お墓の風水つまり墓相の本です。

その中には以下のような詩が書かれています。これによって風水の定義が確立されたと言っても過言ではありません。

また郭璞は、風水とは天と地の法則に基づいた縁起の良いエネルギーだと言っています。

中国の諺では誰でも3つの幸運(天命、地命、人命)が必要だと言われています。天命とは運命です。地命とは風水を指しています。人命は人間の努力を意味します。

もし、風水を取り入れていなかったら、人生の幸運の3分の1の損失になるのです。

風水は住まい、オフィス、庭、病院、学校、工場、環境設備、都市計画、墓地、霊園等に使用する最もオリエンタル的メソッドです。コインには表と裏があるように、良い風水は私達の人生の全てを満たしてくれます。反対に悪い風水は結婚、健康、ビジネス、成功を破壊して、多くの不幸をもたらします。

現在の日本で一般的に浸透している風水とは、家相や九星気学をアレンジした類で本来の“風水”とは少し異なっています。

寄稿者プロフィール
  • 鶴田 雅子 プロフィール写真
  • ビジネスコンサルティング会社
    SSF CONSULTATION LTD代表
    鶴田 雅子

    1989年、英国のレイブンズボーン大学留学中に、世界的に有名な風水大師葉清海氏から風水師としての才能を認められ、最初で最後の日本人内弟子として彼が89歳で他界するまでの約30年間、風水を学んだ。チュラロンコーン大学教育学部高等教育課で博士号を取得後、風水を中心に取り入れたビジネスコンサルティング会社SSF CONSULTATION LTDをタイ、バンコクに2009年に設立して現在に至る。タイの他、アメリア、インド、インドネシア、英国、カンボジア、シンガポール、台湾、中国、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、日本などへも仕事で出向いている。
    E-mail:sai@ssfconsultation.com
    URL:http://www.ssfconsultation.com

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