インドネシアへの進出 ご支援いたします!【第6回】インドネシアのエグゼクティブ人材について

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【第6回】インドネシアのエグゼクティブ人材について

こんにちは。JACリクルートメント・インドネシアの中村です。今回はインドネシアのエグゼクティブ人材についてお話いたします。
「チャイナ・プラスワンの進出先」と注目を浴びて久しいインドネシアですが、昨今も引き続き、人口ボーナスにおける内需市場の拡大と、いわゆる中間層(SES層B~Cクラス)と呼ばれる消費者層の所得増加による消費意欲の上昇によって、モノやサービスに対するニーズはこれまで以上に増えており、価格、質、ボリュームどれにおいても、内需の消費市場は明らかに拡大を続けています。
eコマース・ITサービス、小売り、教育・医療・情報インフラ関係など、消費市場をターゲットにしたビジネスが増えるにつれ、それを経営側から支えるための優秀なローカルエグゼクティブ人材へのニーズは高くなっています。例えばCEO、COO、CFO、Country Manager、アジア統括マネージャー、Director(役員)などのローカル採用枠は、日系企業ではまだまだ少ないように思われますが、ローカル企業や日系以外の外資系企業は、日々「優秀なエグゼクティブクラスの人材確保」に奔走しています。
人口の平均年齢が27歳、定年が55歳とされるインドネシアでは、日本よりもキャリア年齢の感覚がひとまわり低く、「働き盛りの、優秀なエグゼクティブ」とされる層は、一般的に35歳~49歳。ローカル人材のGMクラスでは手取り年収約500万円以上が一般的ですが、大手外資系企業やローカル資産家のオーナー企業など有力企業のGMクラスのうち、飛び抜けて優秀な方々の場合、39歳前後で手取り年収が1000万円を超えている人材も珍しくありません。
このような方々は、人当たりも抜群によく、実績もあり、マーケティングや販売・ディストリビューションなど専門分野においては、こと外国人よりも深く広いローカルネットワークと経験を持ち合わせているため、これから事業拡大、または新規参入されたいとお考えの企業様にとっても、喉から手が出るほど欲しい人材であることは間違いありません。弊社エグゼクティブチームも、そのような人材を、必要とされている企業様へお繋ぎすべく、なんとか事業成長のお力になれたらと奮闘している毎日です。
インドネシア進出をご検討または既に進出済みの企業の皆さま、エグゼクティブクラスのインドネシア人ローカル人材・および外国人人材に関してのご相談は、JACリクルートメントまでお問い合わせください。

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中村 加奈子
JACリクルートメント・インドネシア
オハイオ州立大学国際経営学部卒。在米日系メーカーの品質保証部にて専属通訳として勤務した後、東京の市場調査・マーケティング会社にて、BRICs・アメリカ・ヨーロッパ・東南アジアにおけるリサーチ及びビジネスディベロップメント業務担当の後、2014年3月より現職。インドネシアの現地企業、外資企業におけるエグゼクティブクラスを中心としたローカル人材の紹介を幅広く担当(主に小売り・消費財メーカーにおける人事部ポジション)。

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