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ミャンマーで読まれている一般の新聞や雑誌15社から、生の情報をピックアップ

【社会】 マンダレー~バガン間の鉄道路線に日本の車両
(2014年8月1日発行 / 7DAY DAILY 日刊紙)

マンダレー~バガン高速鉄道に日本製の車両を運行させることが分かった。国営新聞によると、この車両は8月5日にマンダレー駅を発車する下り列車で運航が開始される。ミャンマー鉄道は、ミャンマー人も外国人も快適に過ごしていただけるよう、車輛を変更する
としている。
運賃は、これまでアッパークラスが1人2,900チャット、ミドルクラスが1人1,450チャットであったが、一律1,800チャットに変更される。
ミャンマー鉄道のウーテインウィンマネージャーは「今まで使っていた車両は古くなってしまった。新しく導入する車両は座席の座り心地も良い。速くて静かだ。飛び跳ねるようなこともない」と話す。
発着時刻はマンダレー午後9時発バガン午前4時50分 着、バガン午前7時発マンダレー午後2時着の現行通り。途中、パレイッ駅・ダダーウー駅・ミョーター駅・スーピューゴン駅・ウェッルー駅・ノワートージー駅・ミィンチャン市駅に停車する。
日本のディーゼルカーはネピドー~バガン間とネピドー~ピィ間でも利用されている。

【経済】第一四半期の貿易赤字、13億ドル超え
(2014年8月2日発行 / 7DAY DAILY 日刊紙)

今年4月から6月までの輸出額は24億2,600万米ドル、輸出額は37億8,500万ドルで、貿易赤字は約13億ルを超えた。テインセイン政権は前政権の輸出優先政策を撤廃して自由貿易を推進しているため、今後も貿易赤字が続く可能性がある。自動車の輸入も貿易赤字の一因となっている。

【教育】 ヤンゴン大学、東京外国語大学と提携
(2014年8月8日発行 / News Watch 週刊誌)

ヤンゴン大学と東京外国語大学の間で学術に関する共同事業を実施するため、8月6日、ヤンゴン大学内においてMOU(覚書)への調印式が行われた。式典にはヤンゴン大学のドクターアウントゥ学長、東京外国語大学の立石学長のほか、両大学の関係者が出席した。
ドクターアウントゥ学長は「今回調印した覚書は両大学にとってメリットがあるものだ。主な目的は両大学で学術に関する共同事業を実施することだ。覚書には交換留学生制度の実施、共同で行なう特別授業の開講、共同学術研究等が含まれ、文化交流、社会学の分野において共同事業を行うものだ」と説明した。
立石学長は「両国にとって望ましい共同事業である。
日本でもミャンマー語を学びたいという若者が増えている。これから、両大学で良い共同事業が行えることを期待している」と挨拶した。
東京外国語大学は日本では歴史の古い大学であり、50言語の学科、履修コースを持ち、約半数がアジア言語でその中にミャンマー語学科もある。
東京外国語大学のミャンマー語学科は4年制で、3年生になるとヤンゴン大学のミャンマー語学科に留学する制度があり、今年度も優秀な学生がヤンゴン大学に留学予定である。

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