2016.02月号

タイトヨタ、16年総生産台数10%減の72万台 2年後の買い替え需要に期待

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タイトヨタ、16年総生産台数10%減の72万台 2年後の買い替え需要に期待

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タイトヨタの棚田京一社長

TOYOTA MOTOR THAILAND CO., LTD.は1月21日、バンコク都内で記者会見を行い、2015年のタイ新車販売台数が全体で79万9,594台(14年比、9.3%減)であり、16年は10%減の72万台となる見通しであることを発表した。
棚田京一社長は、「当初、16年は76万台を想定していたが、16年1月から施行された新自動車税導入前の駆込み需要が4万台あり、その分の減少がある見通しだ」と説明。15年の輸出は37万6,763台で16年も37万台を予測している。
また、アジア域(ASEAN諸国+インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、東ティモール)の自動車市場に関して、15年の販売台数690万台(前年比2.5%減)のうち110万3,000台をトヨタが占めており、うちASEAN域内が89万4,000台で、全体に占める割合は30%であったことを発表した。
棚田社長はタイ政府の景気刺激策などの効果で今後、需要が伸びてくるだろうとの見方を示したうえで、「2年後に期待する」とコメント。自動車購入奨励策(ファーストカーバイヤー制度)の影響で、タイ国内販売が最高を記録した12年から5年が経ち、買い替え需要が生まれてくることを予測しているとし、「タイ国内販売台数が90~100万台に回復すれば復活したといえるだろう」と話した。
輸出に関しては、タイから欧州、オセアニア向けを増やしていくが、中東は伸び悩むと見ている。棚田社長は「新モデルを投入することで拡販につなげていきたい」とし、また、ASEAN域内では、タイ、インドネシアに比べてまだまだ市場としては小さいが、フィリピン、ベトナム、ラオスでの市場拡大が見込まれると述べた。

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