企業と求職者の橋渡し  連立与党・民主党

タイ最古の政党で、連立政権の一角を担う民主党は1月15日、バンコク市内の党本部で大学生を中心とした求職者向けの合同企業説明会を開催した。エネルギーのPTT、食品のCPF,工業団地のWHA、小売のセントラルリテールなど各業界を代表する大手企業が、ブースを敷地内に設置し、求職者とインターン希望者に魅力を伝えた。

タイの失業率は1%前後で推移する売り手市場だが、市場の需要に見合った人材の育成に難点があり、企業(需要)と学生(供給)の間でミスマッチが起こりやすい。そこでこの日は、民主党の経済チームを率いるプリン議員や不動産大手オリジン・プロパティ、中国のファーウェイなどの企業で活躍する現役の幹部、起業家が就職活動に関するヒントを参加者に助言した。

人気女性グループ「BNK48」からは3人が参加。それぞれ国立マヒドン大学などに在学中で、家族とこのまま芸能活動を継続するのか、といった卒業後の進路の話題に触れると説明した。

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