バンコク日本人商工会議所、「タイ新政府への要望書」を提出

バンコク日本人商工会議所(JCC、仲野真司 会頭)は8月5日、経済担当のソムキット副首相と面談し、「タイ新政府への要望書」を提出した。同要望書は、在タイ日系企業のタイ新政府への要望をとりまとめたもので、「主要政策の継続」「景気対策」「ビジネス環境の改善」から構成されている。在タイ日系企業は、タイ経済が成長トレンドを継続するとともに、10年先、20年先においても国際競争力のある経済社会に発展していることを期待しているとの内容になっている。

「主要政策の継続」では、「タイランド4.0政策の継続」「東部経済回廊(EEC)政策の継続」「交通インフラの着実な整備」「ASEAN域内・域外との自由貿易の促進」を挙げた。景気対策では「タイムリーな景気対策の実施」を求めた。「ビジネス環境の改善」として、「国内外から新たな投資を呼び込めるよう、ビジネス改善に確実に取り組んだいただきたい」と要望した。今回の面談は、タイ新政府にとって、最初の在タイ外国人経済団体との公式な面談だった。JCCは新閣僚とも面談を行い、要望内容を伝える考えだ。

 

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