Meeit.biz、『決算適正化による利益捻出法 / COVID-19環境下での資産・利益管理の留意点』についてウェブセミナーを開催

2020年5月7日(木)に人と人・人とサービスが出会える、「IT」で「ビジネス」が「出会う」場所を提供するMeeit.biz(ミートビズ)では、『決算適正化による利益捻出法 / COVID-19環境下での資産・利益管理の留意点』の無料セミナー(日本語)を開催。

タイで日系企業向けにビジネスコーディネート/販路開拓支援などを行うMEDIATOR CO., LTD.のCEOガンタトーン・ワンナワス 氏とゲストスピーカーとしてKaipro Co., Ltd. 代表で公認会計士でもある西川和輝氏が解説をされた。

 

初めに、「決算処理を適正化」するのみで利益を捻出する方法を、耐用年数の変更・減損の計上・繰延税金資産の計上の紹介をしながら説明され、状況次第で大きな利益改善が見込めると述べた。

続いて、キャッシュフロー経営の基本について、貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)の関係の基本的な説明から、資産や負債とキャッシュフローの関係、利益と現金の関係、簡易キャッシュフロー分析、キャッシュフロー管理の具体的方法を実際のBS増減分析イメージと共に詳しく説明された。

また、製造業の会社様に向けた限界利益を用いたビジネス継続・停止の判断について、限界利益とは何か、なぜ必要かなど、限界利益の具体的計算方法の解説をされた。加えて、限界利益を用いたビジネスの継続・停止の判断の方法に関してもどのように何を基準に判断すれば良いかなどを解説された。

新型コロナによる景気後退の不況期に増加する横領・税務リスクに対しての解説と対策例を合わせて紹介し、不況期に増加する税務リスク、想定される税務リスクに関して税収減少や横領増加や赤字企業の増加に対してそれぞれ対応例を紹介された。

 

盛り沢山の内容に詳細な解説をされて、大変為になるセミナーとなった。最後はQ&Aの時間をとり、寄せられた質問に丁寧に解答された。

 

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