WHAUP、フォード・モーター社のソーラーカー生産工場を受注 2億3,500万バーツ相当

タイを中心に12を超える工業団地を運営する世界有数の工業団地デベロッパーWHA グループの一つであるWHA Utilities and Power Public Company Limited(WHAUP)は、米国の自動車メーカーであるフォード・モーター社と7.7MWの発電容量を持つソーラーカー生産工場「ソーラーカー・パーク」の設置契約を締結した。
同敷地の総面積は59,000㎡、投資額は2億3,500万バーツとタイ国内では最大規模。NEC2020規格に準拠して実施され、電力セキュリティの向上と同時に、クリーンな電力の利用を推進し、二酸化炭素排出量の削減およびサスティナビリティの実現を目指す。
現在、フォード・モーター社がタイに構えるラヨーンの生産・組み立て工場「Ford Thailand Manufacturing (FTM)」と「AutoAlliance (Thailand) (AAT)」が太陽光発電に切り替え済み。WHAUPのCEO・Somkiat Masunthasuwan氏は、77の太陽光発電プロジェクト(合計容量127MW)の電力売買契約が成立したことを報告。すでに46のプロジェクトで40.2MWの商業運転(COD)が開始されており、全プロジェクトは2023年に完了予定。同社が22年に締結した太陽光発電の契約は150MWに達すると予想している。
・WHAグループ
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・WHAUP社
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