ニトリが東南アジアへ出店開始 1月にマレーシアで開業

家具、インテリア製造販売のニトリでは、東南アジア1号店として2022年1月にマレーシアのクアラルンプールに出店する。同年3月にはシンガポールにも同国1号店を出店。今後 5 年間に、マレーシアで20店舗、シンガポールで10店舗の出店を予定している。

マレーシアでは、三井不動産の東南アジア1号店となる「ららぽーと」内に出店する。2022年夏にはマレーシア2号店をセランゴールでオープンさせる。シンガポールでは中心部のオーチャード通りに開業する。

ニトリの似鳥昭雄CEOは「著しい経済成長が見込まれている東南アジア地域のお客様にニトリの商品をお届けすることができるようになることを大変嬉しく思っています」とコメント。また、武田政則グローバル商品本部本部長は「東南アジア地域での活動は20 年を優に超え、大変多くのビジネスパートナーや自社の工場、グループの商社を有しています。この度の出店は、このように非常に関係の深い東南アジア地域において、販売事業も始めるということで大変嬉しく思っています」と語っている。

ニトリは日本に692店舗、中国、台湾にそれぞれ43店舗、米国に2店舗を展開、タイには製造拠点が置かれている。

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