Vol.6 『 女神様』
「芸術の神様は女神様だから、女性を怒らせてはいけないよ」と、有名な芸術家は言っていました。母には、「女性が快適な生活を送れる環境を作ることが、男性の最優先任務。そこがダメになるとほかの事も全てダメになるよ」と言われました。
ならばと、以下のことを実践してみました。
仏様の説法を聞くように、女神様の怒り、愚痴、アドバイスの声に耳を傾ける。
買いたい物や行きたい場所を告げられたら、女神様のお告げだと思い、言う通りにする。
女神様が疲れていたら、家事などの身の回りの手伝いをする。
ありがとう、きれいだね、おいしいよ、愛してるよ、感謝の言葉と態度をしっかり表現する。
すると、女神様はみるみる元気になり、女神様の御計らいなのか、僕自身の周りでも良い事がドンドン起こり始めました。男性の心をしっかり捧げることで女神様が元気になり、女神様のパワーで男性が元気になる。こんな男女のパワーサイクルが体感出来た時、この思想もあながち悪くないかもと思い、今だに実践しています。
全ての女神様が持つこの凄い力を最大限発揮するためのガソリンは、男性の心のようです。
男性は弱い動物なので、すぐ女神様に甘えてしまいますが、それが当たり前だと思いたくないし、恥ずかしいからとか柄じゃないからと逃げるようなダサい男性にはなりたくない。
女神様たちは、心身共に不安定な中、厳しい男性社会の中を耐え忍んで仕事をしてくれて
いて、強くたくましく子供を育ててくれています。
だからお互いの幸せのために、これからもアリッタケの心を与え続けて行きたいと思います。
この絵は、人類の根底を支えるという十字架の運命を背負った女性の心を表現しています。
十字架は、女神様の深い愛情と溢れる優しさによって、色気のある人間味溢れる曲線に変
わってしまいます。この運命を喜びに変え、愛の波動を無限に放出しているのがあなたの隣に居る女神様なのではないでしょうか。
中野陽介
1987年福岡県生まれ。ロサンゼルス・シティ・カレッジ卒業。
ロサンゼルスで演劇と芸術を専攻、数々の映画製作と芸術活動に参加後、活動場所をバンコクに移動。
タイ上場企業に勤務しながら、バンコクで芸術家活動を継続。
2013年９月に「芸術研究所」を設立、バンコク初の「芸術討論会」を開催。
2014年、バンコクの街中で日本人初のアートデモを実施。2015年10月、個展「ART IS LOVE」を開催。
同年、岡本太郎財団主催「太陽の塔に対峙せよ！」アイディアコンペでは、応募総数150作品の中から、優れた28作品の１つに選出される。絵画、彫刻、アートデモ、書道、ブログなど、幅広い分野で芸術の素晴らしさを表現し、今後予定している数々のイベントに備えて活動中。
http://yosukenakano.com
http://art-geijutsu.com
