知ってる？アートの楽しさ！作品の中に隠れたメッセージ　Vol.3 『挑みの花』

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Vol.3『挑みの花』

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挑戦は人間の生きがいだと思います。
新しいことに挑戦することで、生きている手ごたえ、喜び、感動など、心が求めているものを経験することが出来るからです。
先人たちのように、僕たちも様々なことに挑戦していかなくてはいけないということは分かっているのですが、人間は恒常性があり、安心と安全を求める生物だから真っ暗闇の中を先頭切って進むのは、やっぱり怖いし不安です。
挑戦することで心の充実感を得ることができ、安定することで心身の平和を保つことが出来る。
どちらかに片寄るのではなく、バランスを保つことが理想的ですが、人間は気づくと安定の方に傾いてしまっています。
だから、僕は「小さな挑戦を続ける」という意思を持つことで、バランスを保つようにしています。
最近安定しすぎているなと思ったら、今日できる小さな一歩から挑戦していく。
そんな心持ちをいつまでも保っていたいなと思います。
この絵には、挑んだ先が白になるのか黒になるかが分からないからこそ、繊細で色鮮やかなイノチの触覚が、大きな花へと成長していく瞬間を描きました。
この花こそが未来を照らす新たな光になる、というメッセージが込められています。
挑戦した先には、結果的にプラスしかないことを知っているのは挑戦したことのある者だけの秘密です。
だから元気に笑顔でハレバレと挑戦を楽しみましょ！
さあ、今日はどんなことに挑戦しましょうか？

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中野陽介
1987年福岡県生まれ。ロサンゼルス・シティ・カレッジ卒業。
ロサンゼルスで演劇と芸術を専攻、数々の映画製作と芸術活動に参加後、活動場所をバンコクに移動。
タイ上場企業に勤務しながら、バンコクで芸術家活動を継続。
2013年９月に「芸術研究所」を設立、バンコク初の「芸術討論会」を開催。
2014年、バンコクの街中で日本人初のアートデモを実施。2015年10月、個展「ART IS LOVE」を開催。
同年、岡本太郎財団主催「太陽の塔に対峙せよ！」アイディアコンペでは、応募総数150作品の中から、優れた28作品の１つに選出される。絵画、彫刻、アートデモ、書道、ブログなど、幅広い分野で芸術の素晴らしさを表現し、今後予定している数々のイベントに備えて活動中。