クラウド型端末管理システムWizberryで簡単モバイルセキュリティ | berry mobile

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モバイルセキュリティといえば、持出しノートパソコンに限られていたのも今は昔。スマートフォンやタブレットの業務活用がスタンダードになった現在、どれだけの企業がそれらのモバイル端末まで管理できているだろうか。
タイ国内で日系企業初のMVNO(仮想移動体通信事業者)として、在タイ邦人と日系企業向けにモバイル端末やキャリアに関するサポートとサービスを提供するベリーモバイルが、米国IBM社傘下のFiberlink社と提携し提供開始したクラウド型モバイルセキュリティ管理システム『Wizberry』が簡単で便利らしい。モバイルセキュリティ導入の必要性とその効果について、マーケティングマネージャーの入江博幸氏に話を伺った。

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ベリーモバイルを運営する
a2network (Thailand) Co., Ltd.
マーケティングマネージャーの入江博幸氏

利便性と相反して高まる危険を防ぐ、MDMとは

ビジネスシーンにおけるモバイル端末の活用が不可欠となる中、端末を安全に、また効率的に管理するためにMDM(Mobile Device Management)の導入は必須だ。スマートフォンやタブレットが普及し、時間や場所を問わずアクセスできる利便性が上がったと同時に、高いセキュリティ環境を確保するソリューションが求められるようになった。モバイル端末内のデータ保護や情報漏洩、アプリ利用の管理などの課題を解決し、運用管理を効率化するのが、近年注目を集めている、このMDMである。
入江氏は、MDMには2種類あると話す。
「『オンプレミス型』という自社でサーバーを導入して運用するタイプは、サーバーの構築から管理までを自社で行うためハイコストになります。そのためもう一方の、サービス提供者がクラウドを通して必要な機能を必要な分だけサービスとして提供できる『クラウド型』のほうが、初期投資が抑えられることもあり主流です。Wizberry も導入コンサルティング、マーケティングからアフターサポートまですべての業務を支援、短時間で最少規模からの利用を開始できるクラウド型サービスとして提供します。そのため初期設備投資は不要、一台あたり月額120バーツから、簡単な登
録のみでご利用可能です」(契約は10台単位)。

業務に活用、効率化する一元管理ソリューション

「MDMに必要なのは、自社のセキュリティポリシーに応じた遠隔操作(リモートロック/ワイプ)や端末管理が、異種混在の状態でも一元管理できる機能です。また、マルウェアなどの脅威からネットワークを守るThreat anagement を組み込んでいるMDMは、IBM社のものだけです。MDMには、端末紛失時の速やかな事後対策による情報漏洩の予防と遠隔設定やグループ管理機能の実現による運用負担の軽減、そして企業内の端末管理による資産管理の実現というメリットがあります」。
Wizberry はiOS、Android、Windows Mobile など殆どのOSに対応しており、また、多くの既存企業システムとシームレスに結合可能。
個人所有の端末を業務に持ち込むBYODにも対応しており、ユーザーは配布されたアプリを通して、セキュリティの確保された領域(コンテナ)から業務データへアクセスできる。
管理側も遠隔操作できるのはこのコンテナのみであるため、個人での利用は通常通り、公私を切り分けられるのも安心だ。
さらにMDMだけでなく、モバイル・コンテンツ・マネジメント(MCM)、モバイル・アプリケーション・マネジメント(MAM)を包括した総合パッケージ(EMM)も実現している。全ての機能性が抜群で、拡張性においても他社サービスとは一線を画すパッケージとなっており、日本語にも対応しているのも特徴だ。
ベリーモバイルが主要3キャリア(AIS/DTAC/True)と業務提携、キャリアサービスで培ってきたスキルを生かし、徹底的なコンサル力でサポートしてくれる。

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