Book Review

Book Review 社長が紹介する、一冊 Murata Kimpaku (Thailand) Co., Ltd.

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Managing Director 長谷川 博紀
20代でイベント企画、音楽関係会社を起業。自身も国内外でDJ、歌手、司会として活動。その後、大手通信系企業に入社、外資系企業や金融機関のインフラ計画事業に従事。退社後、村田金箔に入社し、2014年現職にて来タイ、現在に至る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Murata Kimpaku (Thailand) Co., Ltd.
41/24, Chodthanawat 2, C2 Moo 6 Soi Pooncharoen, Bangna-Trad Rd., KM 16.5, Bangchalong, Bangpli, Samutprakarn 10540
www.murata-kimpaku-thailand.com

『35点男の立ち回り術』田村 淳著 日経BP社 630B

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コミュニケーション術に差が出る

ビジネスパーソンにとってコミュニケーションスキルは必要不可欠なもの。とりわけ、日本企業から代表としてタイに駐在している日本人は、現地顧客、現地従業員、日本本社、友人仲間、家族間など、多方面とのコミュニケーションをいかに円滑にできるかに気を使う。人とのつながりがビジネスに与える影響が大きいことを知っているからだ。

浮き沈みの激しい芸能界で、素人や若手をまとめる司会役、大物の対談相手と、天性にも見える仕切りと立ち回りを見せるロンドンブーツ1号2号の田村 淳。“背が高いわけじゃない、顔がいいわけじゃない、大卒じゃない”、自称100点満点中35点という筆者が、“それでもここまでやってこられた”自分なりの立ち回り術を紹介したのが本書だ。
長谷川MDは、「タイに来て裁量が増えた分、多少の不意打ちを食らってもダメージを最小限に収めるための段取りや、立場の異なるさまざまな相手との空気を上手くまわす立ち回り方について考えるようになった」と話す。
「自分の『個』をいい意味で消し、相手に話してもらうことでコミュニケーションを円滑にする、『個』よりも『輪』を尊重することでコミュニケーションを取る方法に合点がいきました。35点に加点していくために試行錯誤する中で、他者との間で立ち回る方法を模索してきた筆者が、コミュニケーション術は『能力』ではなく『努力と経験』で得られるということを身を持って証明しています」。

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