METALEX2020 ソディック

METALEX2020

出展ブース Hall 101 Booth BA29

ソディック
Sodick(Thailand)Co., Ltd.
Vice President
森 直樹 氏

森 直樹 氏

創業の原点である放電加工機から射出成型機、マシニングセンタ、食品機械まで幅広い機械を開発、販売し世界中のものづくりに貢献してきたソディック。近年は精密金属3Dプリンタを開発するなど、新たな金属加工の分野への取り組みも加速させている。タイは主力製造工場を置く同社の重要拠点。今年のMETALEXへの期待などを聞いた。

最近の景況感について教えてください

 お客様の声を聞いてもタイ国内で感染が広がった3月、4月は非常に落ち込みが大きかったのですが、最近は業種にばらつきはありつつも徐々に回復基調にあります。ただ、感染拡大の第2波、3波の懸念もあり、まだ予断を許さない状況にあると見ています。

 新しい年度を迎える来年以降、様々なプロジェクトが再び動き出すのではと期待しています。ソディックとしては引き続き、お客様の生産活動を一層サポートするべく、新製品の開発などに力を注いでいます。

METALEX 2020にはどのような製品を出展しますか

 今回、タイで初めて披露するハイスピードミーリングセンタ「TS50L」は、上位機種である「UHシリーズ」で培われたソディック独自の要素技術のリニアモーターと高速先読み制御を持つコントローラー「LN4S」を搭載した電極加工向け高精度ミーリング加工機で、優れたコストパフォーマンスが特徴です。

TS50L

 また、新機種の形彫り放電加工機「AL40G」は精密補正機能「TH COM」を採用することにより従来機と比較して1/2の熱変位量を実現。精密金型・部品加工をサポートします。

 その他、自社製CFRP(カーボン繊維強化プラスチック)や高剛性スピンドルを採用したハイスピードミーリングセンタ「UH430L」や、自社製リニアモーターを4軸に採用し、正確な位置制御と加工時の優れた放電特性を発揮するワイヤ放電加工機「AL400G」などを展示する予定です。

METALEX 2020にどのような期待をしていますか

 METALEXは前回の来場者が10万人に達するなど、工作機械の分野ではアメリカのIMTS、ヨーロッパのEMO、中国のCIMT、日本のJIMTOFという世界4大見本市を追うほどの規模の展示会に成長しました。

 今年は新型コロナウイルスの影響で多くの展示会が延期や中止となり、METALEXは数少ない工作機械の展示会です。ヴァーチャル展示会との併催など新しい試みも行われます。一人でも多くの方に会場にご来場いただき、コロナ禍でも元気な姿を発信できればと思います。

今後の事業展開に向けた意気込みを教えてください

 これからはオンラインマーケティングの重要性がますます増すと考えています。これに取り組まずして今後生き残っていけないのではないかという危機感も持っており、弊社もお客様への情報発信と、双方向のやり取りが可能な手法を模索しながら進めています。今後も今以上にお客様との距離感を縮め、満足度を上げていきたいと思っています。

会社案内

ソディックのロゴ
Sodick(Thailand)Co., Ltd.

Tel : 02-529-2450~6
Fax : 02-529-2459

60/84 Moo.19 Soi.19 Navanakorn Industrial Estate Zone3 Phaholyothin Rd., Klongneung, Klongluang, Pathumthani, 121


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