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【金融】 証券会社の設立を日本、欧米の基準に従い許可
(2014年10月8日発行 / THE DAILY ELEVEN 日刊紙)

株式市場に上場する企業の株式の売買を仲介する証券会社を日本や欧米の基準に従い設立を許可する。ミャンマー保険公社で行われた、太陽生命の船員保険のコンピューターシステムの寄贈式典での財務省のドクターマウンマウンテイン副大臣の発表。
マウンマウンテイン副大臣は「証券会社の設立について、何も審査しないでそのまま認めることはできない。日本や欧米の基準を参考にして、審査の9項目を定めた。9項目に合
致した会社を選定する」と同副大臣が話した。
証券会社として行うべき事業は、売買される株式を発行する会社の保証、株式を売る者と買う者の仲介業務、株式の購入希望者のためのコンサルタント業務、の3つのである。
マウンマウンテイン副大臣は「証券会社はこれら3つの事業を行うことを考えている。多くの企業に対して事業権を与えることは考えていない。市場の規模に応じて、2社から5
社になるだろう。これまでプロポーザルを提出した企業はない。興味のある企業は非常に多い。また、株式市場に上場するにふさわしい企業は10社ほどあり、そのうち3社により株式市場を実現する」と話した。
ミャンマー初となる株式市場実現に向け、重要な機関となるSECOM(ミャンマー証券取引管理委員会)が既に設置されている。ミャワディ銀行の元本社ビルで株式市場が実現予定である。
ヤンゴン証券取引所はミャンマーと日本の合弁により設立され、320億チャット(32億円)が初期投資された。出資比率は、ミャンマー51%、日本49%となっている。

【経済】ミャンマー株式市場、「ヤンゴン・ストック・イクスチェンジ」と命名
(10月8日付 / THE DAILY ELEVEN 電子版)

ミャンマーの資本市場である株式市場を、ヤンゴン・ストック・イクスチェンジという名称で2015年10月にも開始する。
株式市場の立ち上げに協力している大和証券が明らかにした。隣国のタイは、ストック・イクスチェンジ・オブ・タイランドという名称で1974年に株式市場を設立した。また、マレーシアではバーサ・マレーシア、カンボジアではカンボジア・セキュリティーズ・イクスチェンジという名称になっていて、ラオスでは2010年にラオ・セキュリティーズ・イクスチェンジが開始された。
世界には58の株式市場があり、アジアには19の株式市場がある。2014年1月時点で、アジアにある19の株式市場の上場銘柄は2万4,000。取引額の合計は1,600兆チャット(約174兆800億円)となっている。

【経済】ミャンマー人が最も好きな自動車メーカーはトヨタ
(10月16日発行 / The VOICE 日刊紙)

オンラインにより自動車販売事業を行っているmotor.comの調査によると、ミャンマーの車市場では日本のトヨタ車が最も人気がある。調査は個人的に車の売買を行っている者、車販売ショールームの95%を対象に行われた。
ミャンマー人の最も好きなブランドとしてトヨタが53%を占め、2位はホンダの11%、3位は日産の8%であった。価格が手頃であることから韓国の現代ブランドが7%で4位
を占めている。また、ミャンマーの車市場における実際の車の占有率は、日本製が85%、韓国製が10%、欧米製が3%、中国製が2%占めている。
motor.comのミャンマー代表は「トヨタの車はなかなか壊れない。車の内部構造もミャンマーの環境に合っている。予備部品も在庫が豊富にあるので心配要らない。そのため、ミャンマー人の多くがトヨタを好んでいる」と話した。

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