生活

40歳を過ぎたら、年に一度の消化器内視鏡検査を サミティヴェート病院スクムビット

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『胃カメラと大腸カメラの最前線』セミナー

1998年に肺がんに追い抜かれるまで、日本人男性の死因の第一位だった胃がん。現在も罹患率は肺がんを上回り、40代以上の日本人の8割が、発がんに関与する(※)ピロリ菌に感染していると言われている。また、女性の死因第一位は大腸がんで、男女ともに40歳以降で発症率が高くなる。胃がんと大腸がん、どちらにも共通しているのは、早期段階で発見、治療すれば100%治るという点だ。その予防と早期発見の方法について、消化器内視鏡の権威・佐野病院理事長兼院長の佐野 寧医師を講師に迎えたセミナーが、サミティヴェート病院スクムビット主催、オリンパス社の共催で開催された。

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佐野医師は国立がんセンターで内視鏡室長を務めた経験を持ち、消化器内視鏡領域で世界シェア7割を誇るオリンパス社と「NBI(狭帯域光観察)」を共同開発。診断と治療が同時に行えるのが内視鏡だが、早期の病片にのみ治療できることから、年に一度の検診を強く勧める。病片の切除後は2~3日食事が取れないため入院で点滴を受ける必要があるが、約2週間から1ヵ月で完治するという。
「胃がんも大腸がんも、自覚症状がないからこそ検診が重要になります。自覚症状から発見されたがんの79%は進行がんです。痛みが気になる方は麻酔で眠っている間に受診も可能です。特に女性は40歳を過ぎると乳がんの発症率が下がり、胃がんと大腸がんの発症リスクが上がります。ピロリ菌の感染についても、尿や採血などで検査可能ですので、医師に相談して男性は40歳になるまでに、女性は50歳になるまでに一度は調べてみてく
ださい。1週間ほどの投薬でほぼ除菌に成功しますし、90%の確率で胃がん発症の抑止に繋がります」。
セミナー後の質疑応答では、内視鏡の権威にアドバイスを得られる貴重な機会とあり、出席した日本人参加者から多くの疑問が寄せられた。
佐野医師は見逃しのない観察を行う、世界トップレベルの日本の最先端技術をサミティヴェート病院所属の医師にも指導している。
※胃がんの発症とピロリ菌の関与については、世界保健機関(WHO)が認定している

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◯コース名 ◯オプション ◯受診希望の候補日 ◯診察券番号 ◯氏名(英語) ◯生年月日
詳細はウェブサイトをご覧ください。
www.samitivejhospitals-jp.com
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