クラウド型AI-OCRシステム Script-Ex

高精度AIで手書き文字を認識 作業効率を大幅向上

タイでは日常業務で多くの書類が使われ、手書きの文字などを目視でデータ入力する作業もまだまだ行われている。東計電算では、手書き文字対応の読み取りツール「Script-Ex」を新開発。文字(Script)+AI分析(Examine)の名の通り、高度なAIを用いたOCR(光学文字認識)技術によって、従来より読み取り精度を飛躍的に向上させることに成功した。納品書や送金明細などのPDFデータを1分間に約10枚、98%の識字率で文字コードに変換し、所定のエクセルフォーマットで出力することができる。伝票目視によるシステム入力時間やタイプミスなど、管理者の目につきにくい無駄を削減し、空いた時間を本業に活用することができる。

日本では、AI-OCRによる手書き書面のデータ化を始点に、自社システムのデータとの照合、数量差や金額差などの違算検知処理までをRPA(Robotic Process Automation)化する事例も増えており、自動車部品工業会に参画する大手企業をはじめ、多くの企業での導入が進んでいる※。

AI-OCRでデータ化したファイルを会計ERPであるswifT PLUSへ連携することも可能。例えば輸入製品明細や支払明細書などをデータ化し、会計システムへ取り込むことで入力工数を削減することができる。

swifT PLUSは昨年タイの財務省歳入局から税務会計ソフトの認定を取得。タイにおける経理会計システムとしての利用は当然、クラウドによるリモートワークの基盤として、またERPとして業務情報を集約し、見積案件の進捗や営業毎の受注/売上粗利などのデータ分析、債権債務の効率的な管理に貢献できる。また、swifT PLUSを活用した経理・会計業務の内製化を進めることで、一般的なタイでの記帳代行サービスと比較し、約30日の月次決算の早期化が実現可能となる。

現場からの情報の入力・収集をより効率化し、日/英/タイ語によるクラウド基盤でのリアルタイムな情報共有により、コロナ禍における「より早く経営状況を把握し、次の行動へ活用したい」というニーズへの1つの解決策となる。

長年培われたノウハウを活かして製造業や物流業向けにさまざまなソリューションを提供する東計タイランド。最近では企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)も盛んに謳われている。東計タイランドの早坂氏も「現場の業務と先端技術を結ぶタッチポイントとして、お客様の業務効率化に貢献したい」と意気込む。

※データ照合エンジン(T-check)は東計電算で特許出願中。 タイ語文字の読み取りも次期バージョンで対応される予定。

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