ArayZオリジナル特集

タイ在住ゴルファーに聞いた! 週末ゴルフ場案内

arayz oct 2014 tokushu

左右不対称の動きを伴うゴルフ。ゆがみのある状態で行えば痛みは増す一方。日本の整体技術を取り入れた治療で定評のあるJ-CLINICの佐藤康太代表に、ゴルフ腰痛をはじめとする痛みの原因について伺った。

ゴルフスイングをする上で主な腰痛の原因になるものは、次の3つです。①腰椎が反る ②股関節が固くなる ③体幹が固くなる。
アドレスの際、軸を安定させるためにやや骨盤を前傾されると思います。その時に緊張するのは、腰から股関節にかけて走る腸腰筋という筋肉です。腸腰筋が緊張すると腰椎を前に引っ張り腰の反りがきつくなります。腰椎を反らせた状態から、テークバックで腰を回旋させる動作に入るときに、足首の動きと連動して股関節の内転外転という動きが強いられます。そこから、切り返し・フォローで左への体幹の捻りを強いられ、その反動を左のお尻の外側の筋肉(おもに中殿筋、梨状筋)で受け止めなければなりません。股関節のオーバーユースは、関節の固さを誘発させます。固くなった股関節の動きを腰が代償するようになり前傾した腰椎はより一層負担が増します。
また、背骨を両サイドからサポートしている脊柱起立筋という筋肉は、体幹の捻りを伴うゴルフスイングにおいて終始安定性と柔軟性が要求されフル稼働状態です。脊柱起立筋の疲労により体幹の可動性がなくなると腰だけでなく頚・肩・肘・膝などのほかの関節にまで痛みはおよびやすくなります。
J-CLINICで行っているJ-SEITAI治療は、痛みの出ているところだけでなく、全身をチェックした上で痛みの改善を目指します。マッサージも外的刺激なので受けすぎるダメージになりますし、必要ないところはやる必要がありません。痛みをとるためというよりも、生活や趣味を充実させるために体のメンテナンスをする、という意識を持ってもらえたら。体を整えて何を実現するか。患者さんと目標を共有しながら施術していきます。

arayz oct 2014 tokushu①②問診後、モレアグラフィーという地図の等高線を背中に映し出した写真を撮り歪みを確認。どこに負担をかけ姿勢を維持しているか一目瞭然

arayz oct 2014 tokushu③関節の動き、筋肉の状態をチェックし問題のある治療ポイントを確認していく
④症状に合わせて、理学療法、マッサージ、カイロプラクティックを組み合わせながら、状態を把握したうえで必要なところに必要な刺激を入れていく
⑤超短波医療器ライズトロンは、指が入らない深部で温熱効果を生み出し、痛みを緩和する

 

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