「メンテナンス&レジリエンス アジア」 タイで初開催 

日本能率協会(JMA)とタイのExposis社 は、10月2〜4日にバンコク国際貿易展示場(BITEC)で展示会とカンファレンスを複合したイベント「Maintenance & Resilience ASIA(メンテナンス&レジリエンス アジア2019)」を開催する。産業・社会インフラの高度化を目指すタイ政府の政策「タイランド4.0」を背景に、多くの製造現場で生産性の向上や安全の確保が求められている同国で初の開催となった。

タイでは、持続可能なものづくり現場及びインフラ稼働を導くために、日系企業が有するメンテナンス技術および設備機器の導入に高い関心が高まっている。この流れに沿って、人工知能(AI)やインターネットオブシングス(IoT)を導入した設備の保全、産業・社会インフラ稼働のスマート化、ものづくり現場の生産性向上や、非破壊検査ソリューション、東部経済回廊(EEC)における産業・社会インフラ新設のための設備機器やシステム、それらの産業インフラを繋ぐ物流システムやソリューションに対する高い需要が見込まれている。

40年以上に渡って日本で開催してきたメンテナンス関連展示会での経験とデータベースを蓄積してきたJMACは、タイの工業省、運輸省といった政府機関や国立チュラロンコン大学と連携。会場には日本を筆頭に、ものづくり・インフラ稼働先進国からの最新技術や業界の専門家が集結している。出展しているのは、△工場・プラント メンテナンス技術 / 設備・システム△インフラメンテナンス技術 / 資材△メンテナンス支援サービス△労働安全衛生△高機能物流システム、サービス――関連のタイおよび日系企業、団体、政府機関など。

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