ローランドDGがタイ工場増床 日本から量産機能を移管

rolanddc

業務用インクジェットプリンターなどを製造・販売するローランドDGはサムットサコーン県にあるタイ工場を増床する。日本の都田事業所(静岡県)の量産機能を完全に移管し、製品原価の低減と価格競争力の向上を図る。

増床により工場の延べ床面積は6,907㎡から9,960㎡へ増え、生産エリアは40%増の7,162㎡と拡大。インクジェットプリンター、デンタル加工機などの生産が移管され、生産機種は16機種から32機種と倍増する。

タイ工場は2012年10月に稼働を開始した同社初の海外生産拠点。14年に一度目の増床を行い、今回は2度目。増床工事は11月末に終了し、本格稼働は22年1月を予定している。

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