2019.12月号

ニュースの一時避難

サシン経営大学院、明治大学専門職大学院と覚書締結

国立チュラロンコン大学サシン経営大学院と明治大学専門職大学院は12月6日,学術的及び文化的関係の発展を図る観点から、パートナーシップを強化するための覚書(MOU)を締結した。社会科学の各分野ならびに、その他の関連分野における研究および教育に関して協力する考え。包括的な協力関係の目玉として、両機関が東京、バンコクにそれぞれリエゾンオフィス(連絡事務所)を設置し、人材の交流を促進する。

覚書に署名したサシン経営大学院学長のイアン・フェンウィック教授は、「海外展開を推進するサシンの方針の一環として、明治と協力体制を構築することを光栄に思う。この締結は今後の連携分野を広げる出発点になる」とコメントした。

明治大学専門職大学院長の吉村孝司教授は、「アジアをターゲットとした国際化を進めており、より一層の基盤を構築したい。知名度が高いサシンと包括的な提携を結ぶことは、明治大学にとって光栄なこと。戦略的な大きな一歩になると確信している。今後はより積極的な学術交流を展開しつつ、リエゾンオフィスの設置により踏み込んだ交流ができる」と期待を示した。

覚書には、(1)両機関の教員及び研究者の交流を促進すること(2)博士論文を準備する両機関の教員及び研究者の受入れを容易にすること(3)両機関の教員及び研究者による共同研究及び共同発表を促進すること(4)両機関の学生の交流を促進すること(5)両機関の参考資料及び出版物等学術文献情報の交換を促進させること(6)両機関に所属する大学院,学部,研究所,センター及び図書館等諸機関の職員の相互交流を容易にすること(7)両機関の関係者が自由に使えるリエゾンオフィスを,それぞれが諸経費を負担する方法でサシン及び明治内にそれぞれ設置すること――が盛り込まれた。

署名式にはサシン副学長のチャイポン・ポンパニッチ氏、ニック・ピサイヤプット氏、スパポーン・チャンチャムロエン氏、明治大学専門職大学院の藤岡資正准教授(サシン日本センター所長兼任)らが参加し、調印の様子を見守った。11月末には日本人学生40名がサシンで講義を受講したほか、北部チェンマイ県を視察した。

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