シャープが企業向け売電事業に参入 タイで太陽光発電の電力販売会社設立

シャープの子会社で、アジア・オセアニア地域で太陽光発電システムの設計、機器調達、建設、運営、保守事業を展開するシャープソーラーソリューションアジアは、芙蓉総合リースと共にタイで電力販売事業を担うSソーラージェネレーションタイランドを設立した。

SソーラージェネレーションタイランドとPPA方式により電力売買契約を結んだ企業は、初期投資ゼロで太陽光発電システムを導入できる。発電した電気は設置先に対し系統電力よりも割安な料金体系で販売する。

シャープ及び関連企業が、民間企業向けに売電事業を展開するのは初めて。

2022年3月に最初のサービス提供先となる家電製造工場での運転開始を予定している。シャープソーラーソリューションアジアはパネルの設置と保守業務を担う。

近年、タイでは脱炭素社会に向けた動きが加速し、太陽光発電システムの需要が高まっている。

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