「持続可能なエネルギーソリューション」エネ省が推進

エネルギー省は10月10日~12日、「スマート・エネルギー・トランスフォーメーション・アジア2019(SETA 2019)」をバンコク国際展示場(BITEC)で開催する。4回目となる今回のコンセプトは、「アジアのための統合された持続可能なエネルギーソリューション」で、運輸省、デジタル経済社会省など他の省庁およびGATインターナショナル、ドイツメッセと連携する。

エネルギー省のスラポーン副大臣は、「エネルギーは我々の生活と経済の成長に欠かせません。ただ、タイで生産および使用されるエネルギーのほとんどが、枯渇性の天然資源からきています」と警鐘を鳴らし、タイ政府は持続的な成長と環境保護を目的に、代替エネルギーとクリーンエネルギーの利用を促す政策を推進する考えを示した。

SETAをまとめるタチャイ准教授は、「水素技術、冷却システムなど、短期および長期的な将来におけるアジアのエネルギー生産・開発だけでなく、世界中のエネルギー動向と変容に関する最新情報を入手できる機会です」と、持続可能な代替エネルギー技術と開発のハブとしてのタイの取り組みを紹介します」と付け加えた。

会場内には、日本のベンチャー企業、FOMM(フォム)などの電気自動車を試乗できるエリアが設けられているほか、プリンス・オブ・ソンクラー大学が通信大手AISと共同開発中の無人運転車などが展示されている。

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