スタートアップエコシステムを強化 通信大手トゥルー

CPグループのスパチャイCEO（中央）とバンコック銀行のチャーシリ社長（右）

 

通信大手トゥルー・コーポレーション傘下のトゥルー・デジタル・パークは18日、今年6月に開業したハイテク複合施設「True Digital Park」で、カンファレンス「Together of Possibilities 2019」を開催した。

経済担当のソムキット副首相、ブッディポンセ・デジタル経済・社会相、CPグループのスパチャイCEOらが登壇し、創業間もない革新的なスタートアップ企業の成長を加速させる仕組みである「エコシステム」への支援を表明した。

トゥルーの会長でもあるスパチャイ氏は「イノベーションとデジタル技術は、製品やサービスに付加価値を高めたい企業・産業のデジタル変革を推進する。社会や健康、環境などを改善する大切な役割を果たし、タイの持続的な繁栄を促し、格差を縮小する」と述べた。

トゥルー・デジタル・パークのタナソーン社長は、「スタートアップと高度技術企業の全潜在能力を引き出し、世界市場で成長・競争できるまで支援することが我々の使命だ」と東南アジア最大のデジタルイノベーション拠点を活用することを促した。

同パークは、BTS（高架鉄道）プナウィティ駅から徒歩圏内にあり、高層コンドミニアム「Wizdom Inspire Sukhumvit」や大型ショッピングモール「101 The Third Place」が併設されている。

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