ビジネス・経済 2018.04月号

HISで行く、ロシアの旅

壮大な歴史と芸術が彩る国・ロシア。 入国にビザが不要なタイ人の間では、ロシアがヨーロッパの中でも 身近な旅先として注目を集めている。

1.EU諸国よりも手軽!

インセンティブ旅行先としてドイツやフランス、スイスなどヨーロッパを選ぶ企業が一気に増えた。タイ人がEU諸国を旅行するにはシェンゲンビザ(※)の取得が必要で、多少なりとも日数と費用が掛かる。一方でロシア旅行なら、タイ人はビザなしで30日間の滞在が可能だ。

なお、日本人のロシア入国にはビザの取得が必要となっている(2017年11月時点)。 バンコクからロシアの首都・モスクワまでは週4日、タイ航空が直行便を就航している。ロシアにはフランスやイタリアと同様に歴史ある建築物や芸術作品が多く残されており、アジアにはない景色や文化が堪能できる。それでいて他のヨーロッパ諸国よりも物価は安めで、手が届きやすい。

聖ワシリイ大聖堂は、ロシア正教会ならではの建築様式が特徴的

2.世界トップ級の世界遺産、 芸術が集結!

H.I.S.タイ法人団体営業部のシティチャット・セーチン氏が提案するのは、モスクワとサンクトペテルブルクの2都市を巡る旅。 「モスクワのハイライトは、世界遺産にも登録されている城壁『クレムリン』と『赤の広場』です。

お土産市場のある『イズマイロフスキー・リノク』でのショッピングも楽しいですよ」。 モスクワから、ロシア帝国時代に首都として栄えたサンクトペテルブルクまでは、ロシア鉄道の特急で約4時間。車窓からは松林や湖など美しい景観が望める。サンクトペテルブルクでは、豪奢なペテルゴフ宮殿や、世界的に有名なエルミタージュ美術館にも足を運びたい。

19世紀末、ナポレオン戦争勝利後モスクワ河畔に成堂された、救世主ハリストス大聖堂

3.食事も満足!寒いのもポイント

ロシアの料理は優しい味わいのものが多く、ボルシチやビーフストロガノフといった煮込み料理をはじめ、惣菜パンのようなピロシキ、イクラやサーモン、キャビアを合わせたロシア風パンケーキ・ブリヌイなど、食事面も飽くことなく満喫できる。手頃な価格でクラフトビールを提供する店も多い。

街中の治安は良く、建物や鉄道のセキュリティもしっかりしていて安心だ。シティチャット氏はタイ人にとってのロシアの魅力について、建物や自然のダイナミックさを挙げる。「フィンランドに面したムルマンスクの街は、冬になればオーロラが観られます。シベリア地方の都市・イルクーツクから、世界一の透明度を誇るバイカル湖を訪れるツアーなど、さまざまな旅先がご提案できると思っています」。

「城塞」を意味するクレムリンには、15世紀に建てられた宮殿や博物館が連なる

 

※シェンゲン協定…アムステルダム条約でEU(欧州連合)の法として組み込まれている。協定加盟国以外からの入国時のみ審査があるが、加盟国間の出入国は国内移動と同様に扱われる。アイルランドとイギリスは非加盟、EU非加盟国で加盟している国もある。

地下鉄構内にも芸術作品が!

帝国ロシア時代から続く 老舗百貨店『GUM(グム)』の イルミネーションはフォトジェニックです

何もかも壮大!

サンクトペテルブルクの街を セグウェイでお散歩
タラバガニ、アロイ!

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