「METALEX 2019」大盛況 会場を賑わせるロボット製品

東南アジア最大級の金属加工産業展示会「METALEX」が11月20~23日までバンコク郊外の「バンコク国際展示場(BITEC)」で開催されている。世界50カ国・地域から4,000ブランド・企業が参加。 精密部品の製造に欠かせないIoT(インタネットオブシングス)やロボット技術などを採用した最先端の製品が会場を飾っている。

一連の作業工程を、ロボットや情報システムなどを活用して自動化するファクトリー・オートメーション(FA)などを紹介する「Robot X」ゾーンにも、多数の日本企業が出展。工作機械総合メーカーの不二越は、「NACHI」ブランドの軽量コンパクト産業用ロボットやスピードスポット溶接ロボット、工具や軸受、油圧機器や工作機械といったモノづくりに欠かせない製品などを展示。

Nachi Technology (Thailand)の寶島章副社長によると、今回の一押し製品は、人と協働して作業を行うロボット「CZ10」。関節に隙間があって指などを挟み込まず、接触したら停止するなど、人に優しい機能が満載している。丸みを持たせた優しいデザインも特長だ。

 

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