「タイで儲かる企業になるためには?~成長企業と失敗企業に学ぶ解決策」

バンコク週報の臼井CEO

バンコク週報の臼井CEO

11月15日、ビジネスエンジニアリング主催によるセミナー「GLASIAOUS Next in Thailand タイで儲かる企業になるためには?~成長企業と失敗企業に学ぶ解決策」がバンコク都内のホテルで開催された。

冒頭では東南アジアで最も古い日本語新聞、バンコク週報グループの臼井秀利CEOが「タイで“儲かる企業”になるための戦略と組織運営」と題して基調講演を行った。1990年より同社で働く臼井氏は、97年のアジア通貨危機や近年のメディア不況をいかに事業転換して乗り越えたかを解説。さらに、日本人とタイ人のビジネス習慣の違いや共に働く上での注意点、タイ人定着率を上げる実例などを紹介し、タイ人と働く中で大切なのはコミュニケーションを取ろうとする姿勢と述べた。

その後、辻・本郷税理士法人タイ事務所の井口将来氏、CaNインターナショナルアドバイザリー(タイランド)の小田英毅氏、パソナHRコンサルティングリクルートメント(タイランド)の鉤伸秀氏、ビジネスエンジニアリング(タイランド)の渡邉祐一氏によるパネルディスカッションも開催。システム導入のテーマでは渡邉氏が「システムではなくても業務効率化はできる。目的の明確化が大切」と話し、タイ人とのコミュニケーションに関しては鉤氏が「十分と思う3倍のコミュニケーションをとることが大事」など力説した。

パソナHRコンサルティングリクルートメント(タイランド)の鉤氏(左)とビジネスエンジニアリングの渡邉氏

パソナHRコンサルティングリクルートメント(タイランド)の鉤氏(左)とビジネスエンジニアリングの渡邉氏

辻・本郷税理士法人の井口氏(左)とCaNインターナショナルグループの小田氏

辻・本郷税理士法人の井口氏(左)とCaNインターナショナルグループの小田氏

その他、BBS(タイランド)の山本貴文氏とビジネスエンジニアリングの春山雄一郎氏による、ITによる効率化やその際の日本本社の巻き込み方について対談が行われた。

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