赤城乳業株式会社は20日、アイスキャンディー「ガリガリ君」のタイでのテスト販売を経て、3月から本格的に販売開始すると発表した。バンコク都内のセブンイレブン数十店からスタートし、随時販売箇所を拡大していく。
フレーバーはソーダ、白桃、ゆずの3種類。2015年に行ったテスト販売では白桃が一番人気だったという。はじめは日本からの輸入となるが、現地生産を視野に、また子供たちに食べてもらいたいという思いから価格を19バーツに設定。ロングセラーが多いタイでは珍しく、今後は半年に1回程度のペースで新フレーバーを投入していきたい考えだ。
また、ウェブサイトを立ち上げ、「ガリガリ君」のキャラクターをコミュニケーションツールとしたプラットホームを構築。フェイスブックやインスタグラム、ツィッターなどで情報発信を行う。そのほか、イベントも積極的に開催していく予定だ。
1981年に誕生した「ガリガリ君」は今年で35周年を迎え、日本では年間4億本以上を売り上げている。