旭化成、京大発GLM社と共同で次世代EV「コンセプトカー」を開発

コンセプトカーイメージ【同社提供画像】

 

旭化成は4月13日、京都大学発のEVベンチャーでるGLM社と共同で、旭化成グループの多分野にわたる自動車関連部材を搭載したコンセプトカーを開発。5月24日~26日に開催される「人とくるまのテクノロジー展2017」に出展する考えでると発表した。

このコンセプトカーは、GLM社による日本初の量産型EV(電気自動車)スポーツカー「トミーカイラZZ」のプラットフォームを活用。実走行が可能でり、各搭載製品や部材の実装可能性を表現している。

旭化成の中期経営計画「Cs for Tomorrow 2018」では、“Connect”をキーワードに多角的な事業と多様な人材の結束を促進し、新事業の創出やさらなるグローバル展開を推進している。なかでも自動車関連事業については重要分野として位置づけており、顧客に総合的なマーケティングアプローチを行うため、2016年4月にオートモーティブ事業推進室を新設。事業横断的な情報発信や営業推進サポートを行っている。

その一環として今回、「自動車の安全・快適・環境への貢献」をテーマとしたコンセプトカーを開発。“Connect”の象徴として旭化成グループが扱う主力製品や次世代部材・システムを搭載、自動車メーカーや自動車部品メーカーに向けて、同社の自動車産業に対する可能性を提示したい考えだ。

gototop