キヤノンITS、Webアプリケーション100%自動生成ツールを日タイで発売開始

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社は、Webアプリケーション100%自動生成ツール「Web Performer(ウェブパフォーマ)V2.0」を7月1日より日本とタイで発売開始したと発表。

タイではMaterial Automation (Thailand) Co., Ltd.(MAT社)を総販売店とし、「Web Performer V2.0英語版」のライセンス販売を行う。初年度はタイに拠点をおく日系ユーザ企業とSI企業をターゲットとして、タイ国内における超高速開発の市場開拓を推進し、今後はキヤノンITSのグループ会社を通じて順次海外での販売を拡大していく考えだ。

同ツールは、開発現場の生産革新を目指し「短納期」「高品質」「低コスト」をコンセプトに2005年から発売開始。大手、中堅を問わず、企業内の開発部門やSIベンダーなどさまざまな分野の開発現場で650ライセンス以上の導入実績がる。

Web Performer V2.0では、業務の一覧データを、Excelのような形式・操作性で表示するデータグリッド、それを可視化できるグラフ表示の機能を追加。システム利用者へ入力効率の向上と数値の“見える化”を実現。

また、同ツールで作成したWebアプリケーションの機能をWebサービスとして公開できるようになった。これにより、システム間の連携が強化され、既存の資産の活用や、部品・分散開発など、開発手法の選択の幅が広がり、開発の効率化を図れるという。

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