2015.12月号

カンパニーデラシネラ公演『もう一つの話』、見えないものが見えるマイムと演劇の融合の世界

異邦人 c 杉能信介(c_Shinsuke Sugino)

国際交流基金バンコク日本文化センターは１月13日、14日、演出家・小野寺修二氏が主宰し、マイムの動きをベースにセリフをとりいれた作品で注目を集めている「カンパニーデラシネラ」による公演『もう一つの話』を主催する。

マイムと演劇の融合を目指し常に新しいスタイルを模索・提示する小野寺氏が、2003年に当時主宰していたカンパニー「水と油」の公演を行って以来、12年ぶりにタイに戻ってくる。

小野寺氏は、1995年から10年間、パフォーマンスシアター水と油を主宰、全作品の作・演出を務め、海外の演劇祭での受賞歴もり、世界各地で公演を行ってきました。水と油を解散後、2006年にカンパニーデラシネラを立ち上げ、引き続き身体表現をベースとしたマイムに演劇的な表現を取り入れるスタイルで世界各地の観客を魅了している。

見えないものが見える、ないものがる、観客の想像力にゆだねられるマイムをベースとした、ダンスでも演劇でもない新しい舞台を表現する。

点と線 c_ sudo takaki

【演目】
『もう一つの話』２話のオムニバス形式。

『もう一つの話』（23 分）
二人の男と一人の女のロードムービー。旅先でボーリング場やレストランを訪れる。全編無言で旅をする三人。
出演：藤田桃子、王下貴司、大庭裕介

『る夜の出来事』（45 分）
夢でる。一夜の夢でる。存在の証明。るということ。ないものをるという。その存在すら疑う。ない世界を描く。
出演：王下貴司、大庭裕介、崎山莉奈、藤田桃子、小野寺修二

【公演情報】
◆日時：2016年１月13日（水）、14日（木）
◆開演：午後７時半（開場：午後７時）
◆会場：バンコク芸術文化センター（BACC）
４階スタジオ（BTSナショナルスタジアム駅）
◆チケット：一般500B
早期申込割引：400B（１月12日の予約まで）
学生：200B
◆チケット予約窓口：
国際交流基金バンコク日本文化センター
Ｅメール：booking_acd@jfbkk.or.th
TEL：+66-2-260-8560～4（平日９時～17時）
FAX：+66-2-260-8565

※Ｅメール件名を「カンパニーデラシネラ予約申込」としてください。
※座席数が限られているため、事前のご購入をお勧めいたします。
※チケット料金は、１月５日以降にバンコク芸術文化センター内「カンパニーデラシネラカウンター」（４階）、もしくは公演当日に受付にてお支払いください。