長岡技術科学大学(以下、長岡技科大)とチュラロンコン大学(以下、チュラ大)はチュラ大理学部内に、共同でGIGAKUテクノパークオフィスを開設した。
10月末には開所式が開催され、在タイ日本大使館の内川昭彦公使をはじめ、科学技術振興機構、新潟県の地元企業を含め、多くの日系企業、タイ企業、関係機関が列席した。
祝辞を述べた内川公使は、「産業の高付加価値化、研究開発・人材育成を大使館の政策目標としており、GIGAKU テクノパーク戦略はこの政策目標に沿ったもの」と評価。チュラ大のMongkol副学長は「 GIGAKUテクノパークオフィス開設を契機に、チュラ大との強固な連携に繋がる大きなシナジーを期待したい」と挨拶。
チュラ大卒業生が活躍する新潟県下の企業2社(福田組、日本精機)の現地法人社長による、自社のプレゼンテーションも行われた。
同オフィスは、タイにおける長岡技科大の産学連携活動をチュラ大と連携し運営・展開する拠点として、学生・研究者のより活発な交流や連携の推進していく。