大日本印刷が電子ペーパーPOPを開発、東南アジアを中心にグローバル展開視野に

サンプルを手に取ると、電子ペーパーの絵柄が変化【同社提供画像】

 

大日本印刷(以下、DNP)は6日、E Inkホールディングス(以下、E Ink社)の電子ペーパー「PRISM(プリズム)」を搭載し、生活者の行動で異なる色や絵柄を表示するプロモーション用製品(POP)を開発したと発表。

DNPは今後、流通・小売、金融、交通などの企業を中心に、E Ink社の電子ペーパーを搭載した製品を販売するほか、ベトナム、インドネシアなどの東南アジアを中心にグローバル展開し、電子ペーパー事業の拡大を目指す。

同POPは、POPの前に置かれた商品を手に取ったり、会員カードなどをにかざしたりすることで、それに反応して電子ペーパーの色や絵柄が変化するインタラクティブな電子ペーパー。同POPは生活者の行動に反応して表示内容が変わることで、アイキャッチ効果を高め、生活者に強く商品情報を発信できるという。DNPは4月より日本国内で発売開始する予定だ。

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