大王製紙のタイ現地法人エリエールインターナショナルタイランドは8日、バンコク都内で記者会見を開き、2016年のタイにおける子供用紙おむつ市場で15%のシェア獲得を目指すと発表した。15年のシェアは10%超。
同社の藤田浩幸代表取締役社長は、「11年にサハグループとの合弁会社としてタイ進出を果たし、今年で5年となる。当社製品『GOO.N』は日本と同じ品質管理で、顧客ニーズに応え、シェアを伸ばしている」と述べ、また、5周年キャンペーンを大体的に打ち出していくことを発表した。
また、同社の小倉正克エグゼクティブ・ダイレクターは製品品質について、「タイで製造された製品は日本にも輸出しており、その日本と同品質のものをタイでも提供している」と付け加えた。
5周年キャンペーンについては、CSR活動としてタイ保健省を通じて子供用インフルエンザワクチン5,000人分の寄付を行うほか、オリジナルデザインの“金”プレゼントキャンペーンも行うという。