日本政府、ロイエット県 難聴者学校における送迎バス整備計画を支援

【在タイ日本大使館提供】

 

日本政府は10月3日、草の根・人間の安全保障無償資金協力により「ロイエット県難聴者学校における聴覚障がい者及び知的障がい者の学生のための送迎バス計画」にかかる総額300万バーツの支援を決定した。同日、在タイ日本国大使館で、佐渡島志郎大使と同校のワッチャラポン・モントリーパックディー校長との間で署名式を執り行った。

同校は、生徒が社会生活を送るために必要な知識を身につけるため、博物館やデパートなど公共施設を訪問する活動などを行っている。しかし、現在同校が移動手段として保有している車両には限りがり、参加者が制限され全生徒に十分な機会を与えられずにいた。

同校は、タイ東北部のロイエット県タワットブリー郡ニウェット区に位置する幼児教育から後期中等教育までの公立養護学校で、聴覚障がいや知的障がいの生徒213名と教師・保母の67名が在籍している。

gototop