おしぼりレンタル業のFSX、タイ・アセアンで事業を開始

FSXは6月20日、同社がタイ向けに製造する「ポケットおしぼり∗」が、FDA(タイ食品医薬品承認局)の製品登録認証を取得、タイ・ASEAN地域に向けた日本のおしぼりサービスを本格展開すると発表した。アセアン域で急増する「中間層・富裕層」を対象に、介護福祉や医療、美容分野でのサービス展開など販路拡大を目指す。
おしぼりは、柔らかな布に対し、同社の特許技術である世界初の抗菌・抗ウイルスを可能にした水溶液を用いる。また、暑い時には冷たく、寒い時には温かいおしぼりというように、気温やシーンに合わせてサービスできる日本製おしぼり冷温庫「REION」を組み合わせて提供し、衛生面でのおしぼりの価値におもてなしの心を添えた“OSHIBORI”文化を発信する。

ASEAN地域では、ウェットティッシュで手を拭く習慣が根付いており、日本発祥のおしぼりは、近年、中国やタイ・香港などのレストランやホテルで布のおしぼりが提供される機会が増えている。

 

∗同社では「紙おしぼり」や「使い捨ておしぼり」と呼ばれているこれらのおしぼりの総称を、 ポケットおしぼり(Pocket Oshibori)という名称で再定義

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