阪和興業、タイSiam Biomass Product社とのウッドペレット長期供給で業務提携

【同社提供画像】

 
阪和興業は4月25日、タイ大手鉄鋼事業会社でるSiam Steel International社(SSI)の関連会社でるSiam Biomass Product社(以下、SBP)と日本や韓国の発電所に向けて、国際的な森林認証制度を行なう第三者機関のひとつ、FSC(森林管理協議会)認証済ウッドペレットや木質チップなどのバイオマス燃料の長期供給を行うための業務提携覚書を締結したと発表。

今回の業務提携により、ペレットの原料となるアカシア・ユーカリなどのプランテーションの植林・管理・伐採のほか、ゴムの古木調達はタイ・ゴム庁の協力のもと、3,000万MT/年集荷可能な体制を構築する。

阪和興業は、日本のウッドペレットのマーケット需要が2020年以降約300万~500万MT/年に成長することを見込み、SBPをキーサプライヤーとして、さらに日本や韓国の発電所に向けた長期契約締結を積極的に進めていきたい考えだ。

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