ホンダ、ミャンマーで四輪車のアフターセールス事業を開始

ホンダは19日、ミャンマーの新たなパートナー企業となるイースタン・ノヴァ社運営のもと、四輪車の整備などのサービスを行う施設をヤンゴン市内に開設し、四輪車のアフターセールス事業を開始した。17日に施設開所の記念式典を行い、ミャンマー陸軍大将で元ヤンゴン市運輸管理局局長のジー・テン氏のほか、ホンダ関係者らが出席した。

イースタン・ノヴァ社は現地企業として、四輪車のアフターセールスにおいて優れたノウハウを持っており、今回、ホンダならびにアジア・大洋州地域の事業統括会社でるアジアホンダモーターカンパニー・リミテッド(タイ)と業務契約を結ぶことで、イースタン・ノヴァ社がホンダの認定代理店としてサービス施設の運営を行い、ホンダ車を所有する顧客に質の高いサービスを提供していく。

ミャンマーは約5,000万人の人口を有し、近年では年8%前後の経済成長を続けるなど、アジア地域において重要度の高い市場の一つ。現在、ホンダはミャンマー国内での四輪車販売事業を行ってはいないが、2011年に四輪車の輸入規制が緩和されて以降、これまでに約4万2,000台(16年12月現在、同社調べ)のホンダ車が同国内で登録、使用されているという。

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