伊勢丹シンガポール・ヤマト運輸・ANA Cargo、日本の食材を販売する越境EC事業を開始

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トップ画面(イメージ)、伊勢丹(S)提供画像

 

株式会社三越伊勢丹ホールディングス傘下の伊勢丹シンガポール(以下、伊勢丹(S))とヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)、株式会社ANA Cargo(以下、ANA Cargo)は9日より、伊勢丹(S)のECサイト「I ONLINE」上で、越境 ECサイト「ISETAN JAPAN DIRECT」を新設、日本の旬な農水産品などの食材をシンガポールの消費者に提供する「お取り寄せ」モデルをスタートしたと発表した。第一弾の食材として、福岡県産のイチゴ「まおう」を販売する。

日本の旬な食材をスピード輸送ヤマト運輸とANA Cargoが提供する国際間の小口保冷輸送サービス「国際クール宅急便」などの輸送サービスを通じて、高品質な日本産品をシンガポールの購入者の自宅まで、出荷から最短翌々日の午前中に新鮮なまま宅配する。

近年、東南アジアのEC市場は、インターネットの普及に伴い急成長を遂げ、世界で最も速いペースで成長している市場。なかでもシンガポールは、東南アジア随一の経済力を背景に、ECを通して高品質な日本の農水産品などの食材に対するニーズが高まっている背景がる。

伊勢丹(S)は、2009 年にECサイト「I ONLINE」を立ち上げた。今年で創業 44 年目を迎えるシンガポールで最も歴史のる日系百貨店として、今後、さらに高まる高品質な日本の食材に対する顧客の要望に応えるため、ニーズの開拓や販売チャネル拡大を推進していくという。

今後、シンガポールでより多くの日本産品を購入できるよう「ISETAN JAPAN DIRECT」の商品ラインナップを充実させていく。また、伊勢丹(S)の店頭において、定期的に日本産品の試食会などのプロモーションイベントを実施し、日本産品の輸出拡大に取り組んでいく予定だ。

 

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購入画面(イメージ)、伊勢丹(S)提供画像

 

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