JCC、第6回「日系企業就職フェア」を開催

JCC人材開発委員会の堀井委員長

 

バンコク日本人商工会議所(以下、JCC)は16日と17日、クイーンシリキットナショナルコンベンションセンターにて6回目となる「日系企業就職フェア」を開催。今回は在タイ日系企業約65社が参加した。

同フェアは2012年より日系企業の人材採用支援の一環として開催しており、第5回までに延べ4万8,680 名のタイ人求職者が在タイ日系企業との面談を実施したという。今回は16日が3,193名、17日が2,498名の計5,691名が参加した。

同フェアは日系企業が学生へのPRを行う機会の提供および、元日本留学生や日本に関心の高い日本語専攻の学生を対象とした人材マッチング事業。日本への留学が日系企業への就職につながるという流れを作り、日本、および日本語に対して関心を持つタイ人の増加、機運の醸成が目的だ。

16日に行われた開会式で、JCC人材開発委員会の堀井哲也委員長は、「日本へ留学する学生が増えており、日系企業は現地人材の強化を目的に留学経験がる人材などへのニーズが増えている」。また、「タイではまり知られていない企業でも日本だけでなく、世界において確固たる地位を築いている企業も多い」と述べ、就職フェアへ期待を述べた。

同日、第2回日本型経営講座プレゼンテーション大会も実施された。同大会は15年のJCC設立60周年を記念し、新しい教育関連の社会貢献活動として開始されたもので、将来の日タイの協力関係を担う若手タイ人(大学生)を対象に、日本企業がどのように事業革新を行ってきたか、その根底にる企業文化の特性などに関する講座の提供も行っている。同大会決勝にはチュラロンコーン大学、カセサート大学、キングモンクット大学トンブリー校の3校から6チームが参加。キングモンクット工科大学トンブリー校のA+(A Plus)チームが優勝した。

 

日系企業就職フェアの様子【JCC提供画像】

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